ジャピー:オッハ~、ブリー。
ブリー:・・・・・・・・。
ジャピー:チョッと~、お前何してるの?。
ブリー:・・・・・・・・。あっ、ジャピー、げんきー?家族はげんきー?。
ジャピー:お前さっきから空を見上げてボーっとしているけど大丈夫?
ブリー:あそこに雲があるだろ、オレ、あの雲と友達になれるか考えてるんだ。
ジャピー:お前馬鹿ジャン。雲は人間や動物じゃないのになれるわけないだろ。
ブリー:そうだけど、もし雲と友達になったら沢山呼んで雨を降らせてもらうのさ。そうしたら遠く まで水を汲みに行かなくてもいいし、畑に沢山野菜やミレットを作れるからお父さんやお母さんがとても喜ぶと思うんだ。
ジャピー:うちには水道があるからいつでも困らないさー。野菜はお母さんが毎日スーパーマーケットで買ってくるし~。
ブリー:オレ毎日がんばって雲と友達になれるように努力してみるよ。
ジャピ-:そんなことしたって無駄に決まってるだろ。
ブリー:お父さんが言ってた。何でも諦めないでやってみろって。
ジャピー:じゃあオレも明日学校に行ってどうしたら雨が降るのかを先生に聞いてみるよ。
ブルキナに3回行った小児科医のkuuです。
テレビでお元気そうな様子を拝見し、毎日うるさいジャピーたちの診察をしながら4回目のブルキナ行きを夢見ています。
ブリーのお話と絵がとてもいいです。
続きを楽しみにしています。
(絵本になるといいなあ。)