西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

今が良ければ全てよし

2009-07-11 | Weblog
ブルキナファソも雨季に入りだいぶ涼しくなりました。
親爺は久しぶりに自分の畑に行きまして農作業に励みました。
植えた作物は枝豆、とうもろこし、ひまわり、大豆です。
一緒に手伝ってくれたゾンゴさんはいつも私が留守にしている間も家と畑をよく管理していてくれます。
農作業をしながらいろいろと世間話をしまして今年の収穫のことや子供達の将来のことなど親爺は日本の要領で聞いておりますとゾンゴさん曰く先のことを心配してもあまりいいことはないから今を大切にするだけだよ。ということでした。
ブルキナファソの気候は毎年一定ではないので雨の量も毎年違うのです。
かといって天気を調節するなど神様でない限り不可能でありますので全く先が読めないのであります。
子供の将来といっても村にはそんなにたくさんの仕事があるわけではありませんので勉強して公務員にでもなるか農業に従事するしか選択肢がないのです。
しかしそんな環境の中でもブルキナファソの人たちは毎日明るく生きているのです。
無欲で屈託のないゾンゴさんがとても逞しく見えたと同時に親爺はこれまで日本での生活の中で先の心配がどんなに多かったかそして心配する割には今を大切に生きていなかったことが恥ずかしくなって土に入れる種1粒1粒にしっかりと育ってくれよと願いながら一心不乱に作業をして。
そして全ての種をまき終わった時とても疲れましたが親爺ははなぜか心がとてもすっきりとしたのでした。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気で (増田 正)
2009-07-13 11:11:44
お元気そうで何よりです。日本も今 梅雨の真ん中でむしむしした日々が続きます。政治も経済も文化すら 荒(すさ)んできてます。 4-5年前から 近所で150坪ほどの畑を借り 毎日 カラスや虫や時に人間(作物泥棒)と 戦っています。 ”リンゴの木に教えてもらった事”という本に 18年間 完全 無農薬 無肥料での自然栽培の事が書いてあり 今 ”目からウロコがおちる”状態です。この歳になっても 知らないことだらけです。 <人のありよう>について考えささせられる日々です。がんばりましょう。  増田
返信する

コメントを投稿