昨日は久しぶりに縦ぶれ電鍵が使いたくなりまして、3局続けて和文QSOを楽しみました。最近はHK808を使用する事が多かったのですが、昨日はHK802の登場です・・以前にもHK802を大変に気に入っており絶賛しながら使用していましたが、前回のQRT時に断捨離してしまいました。最近またもや、何故か急にHK802の感触が味わいたくなり再度入手したモノです。状態も素晴らしく、以前頻繁に行っていたバラして洗浄・磨きの儀式は全く不要な良品です。
久し振りの「後ろ接点」の電鍵の感触は素晴らしく、あっという間に以前にタイムスリップした感じです。とはいえ、やはりブランクがあり3局連続のラグチューで腕がパンパンになりましたね・・変な力が入っているのでしょうね・・縦ぶれ電鍵は、ヤッパリ毎日使わないと確実に技量が落ちる気がします。これからはお相手局に合わせて縦ぶり電鍵の頻度を上げようと誓いました(大袈裟hi)
さて、そうなると現在のIC7300の不満点が一気に出てきます。以前使用したFT991ではタッチパネル一発でエレキーと手打ちキーの切り替えが可能でしたし、もっと以前のFT2000D等にはエレキーと手打ちキーそれぞれの入力ジャックが備わっていましたがIC7300には無いのです。切り替えにはメニューから入ってキーの種類を選択しなければなりません。最初から「今日は縦ぶり・バグキーの日」と決めれば良いのですが・・やっぱり、その場の雰囲気で使い分けたいですよね。
ほんのチョットの手間なんですが、結構面倒です。そして、もう1台のIC7100には何と!!2系統のジャックが備わっていますが、エレキーはコントローラー部で手打ちキーは本体に付いているのです!! 私は本体のファンが煩いので本体は2メートル位離れた棚の下に入れていますが、ここから手動キーのコードを引き回すのはどう考えてもナンセンスです。このIC7100の一番残念な箇所ですね。
そうなると、外付けキーヤーという選択になるのですが・・現在手元には自作品が3台と宗七音響のキーヤーがあります。宗七キーヤーは別の用途で使いたいので自作キーヤーを色々と試してみました。しかし残念ですが、どうもイマイチなのです。この辺は感触の問題なので個人差があると思いますが、アイコム内蔵キーヤーに慣れて長点を3.5位にしているせいか、どうも落ち着かない感じです。DXなら良いのでしょうが・・
そんな折、今日の午前中に10MHzで先日QSO頂いた長野のOMにお声掛けいただきました。OMは色々なキーヤーを試されていてエレバグを常用されていますので「お勧めのキーヤーは何でしょうか」と聞いてみました。すると「マルツのキーヤー」と返事を頂きました。「マルツのキーヤー・・??・・確か以前にCQ誌の付録に基盤が付いていたモノで組み立てた記憶があるなぁ・・」「そうだアクリルのコレクションBOXに入っているヤツだ!!」と気が付きました。
このキーヤーは組み立て後、確かケーシングが面倒で基盤むき出しのまま飾りになっておりすっかり忘れていました。
QSO終了後に早速、取り出して試してみました。10年位放置していたのでダメかもしれないと思いつつ電源ONすると元気に鳴き声(符号)が聞こえます。打ってみると、他に試した自作機よりも感触が良好です。暫く使ってみる事にして夕方、7MHzで同じ長野市の別の局と約40分間ラグチューしましたが良好な感触です。これで、ひとまずエレキーと手打ちキーの併存が可能になりました。
本当はリグ1台で済ませたいのですがICOMの中堅機はIC7300の4倍位の値段がしますので・・我慢であります。
教えていただいたOMありがとうございました。
↓ CQ誌は手元に保存してありましたが、2008/6の号です・・もう14年も経っていたのですね・・ビックリ
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