正月休み最終日はA1クラブ和文OAMからスタートします。多くの局がコールされてキー局の方は大変だったと思いますが、これを聞きますと「まだまだ和文CWも捨てたものではない」と思いました。
7MHzと10MHzのチェックインを終えて、他の1局とQSOした後は正月休み最後の大仕事??です。
年末から開始したFRdx-400のレストアですが、これから色々なCR類を交換する予定ですが、先ずSSBとCWのメカニカル・フィルターのレストアから着手です。現状では受信は可能ですがCWフィルターの劣化が激しくSSBでS9の信号がS1迄減衰してしまっています。
メカニカル・フィルターのレストアはネット上でもいくつかの実例が示されていますが、私は初めての体験で緊張していました。なにしろ内部の腐食したスポンジを取り去る際に細いヒゲの様なリード線を切ったら使用不能になる作業ですので、何度も頭の中でイメージ・トレーニングをして臨みます。
とにかく60年の時を経て蓋を開けるエジプトのミイラの様なモノですから・・うわぁ~スゴイ状態です。少しづつピンセットや爪楊枝でスポンジを掻き出して無水アルコールを垂らして洗浄します。スプレータイプは勢いが強すぎますので、原液を購入してスポイトで垂らしていきます。
SSBとCWの両方をレストアして元に戻して受信しますと・・うぉーー!!という程の元気な信号が受信出来ます。効果が有るとは聞いていましたが、これ程の改善が為されるとは・・感激です。
こうなりますと、単に聴くだけでは物足りなくなりまして送信機にIC-705を使い、受信機としてFRdx-400をセットしてCQを出してみました。
所謂、セパレート運用ですが・・スタンバイ装置が有りませんので、今日のところは手動切替です。
数回のCQでコール頂いたのは須賀川市のOMで、賀詞交換と共にいろいろな話題に花が咲きまして、約30分程のQSOとなりました。送信から受信に移るときに切替器によりFRdx-400で受信します。
第一印象は・・とにかく音が良いですね。現代の無線機とは別物の音がします。弱いDXやドック・パイルに加わるのでなければ、こちらの方が完全勝利です。CWの音もSSBの音も「まろやか且つメリハリ」がありウットリします。
このFRdx-400はまだ再生途上でCR類も細かい調整も未着手ですが・・7MHzだけならば、これでもOKかなというレベルです。
楽しい・面白い正月最終日です。
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