明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

Begali HSTⅢ Single lever keyの新鮮な違和感

2025年02月14日 14時20分53秒 | 今どき無線

先日、Begali HSTⅢ Single lever keyを入手したばかりですので、それほど使っていませんが最初の1打目からほんの少しの時間は違和感を感じ、ミスが多くなりました。

現在は多くのパドルがスクイズ操作を可能とする為に2枚のパドルの間隔が広めに作られています。Vibroのバグキーやシングルキーも1枚のパドルと指当てが合体しており親指と人差し指の間隔がある程度広くなるようになっています。

対してHSTⅢのそれは「薄~い」のです。これだけ薄くなりますと親指と人差し指が殆ど繋がった感じとなり左右の往復運動距離が多く必要になります。たかが数センチですが指先の感覚は従前の感覚を記憶してますので、軽く新鮮な違和感を感じる事となります・・でも直ぐに慣れますから心配ご無用ですhi

>往復運動距離が多く必要・・と書いたのですが、少なくなるのかもしれません(笑)

ハイモンドのBK100やシングルキーは1枚モノですから近い感覚だと思いますが、それよりも更に薄い仕上がりとなっています・・だからカッコ良い訳です(笑)

↓  ↓ 対面側のパドルは比較的広い間隔のKENT-Keyです。


本場のHSTスタイルだと「いきなり複式」も出来るみたい

2025年02月11日 20時09分01秒 | 今どき無線

Begali HSTⅢ Single lever keを手中に収めたので、早速「複式」を少し練習します。

いやぁ~難しいです。メカニカル・バグキーの方が数倍簡単な気がしますね・・人によっては「複式は出来るけど、バグは全然ダメです」という方もいたりして色々です。どうしても親指と人差し指がリズミカルにスイングしてくれません。

練習すれば何とかなるような気もしますが実際のQSOはもう少し先になりますね(笑) 

色々とキーを弄っていてふと気が付きました・・「そういえば本当のHST競技では参加者の大半が複式みたいだけど動画等で見る限り、みんな横向きに使っているな・・」という訳でカッコだけHST競技の真似をしました・・が、打てるのです!! 縦置きよりも遥かに速くリズミカルに・・「なるほど、そういう事ね」と納得です。

実はこの横向き打鍵が気持よく打てるというのは既に経験済みです。私は移動運用の時はGHDの小型エレキーを使用しますが、磁石等で固定するのではなく左手でスッポリと握り、右手で打鍵しています。正に横向き打鍵ですが、実に快適に打鍵できるという事には気が付いていました。慣れの問題もありますがスイングよりプッシュ・プルの方が簡単なのかもしれませんね。

でもデスクで横向きは・・微妙なので縦向きで少し練習します(笑)


Begali HSTⅢ Single lever keyの到着

2025年02月11日 13時29分44秒 | 今どき無線

今日は早朝より楽しいQSOが続きましたので、その後はTS-830を温めながら5球スーパーでラジオを聴いていました。

ここ数日、昼頃になると強い風が吹きますのでアンテナも低めにしてくつろぎます。暫くすると携帯に宅急便Drよりヤマト・コレクト便の連絡が入り・・受け取りました。

Begali HSTⅢ Single lever keyの到着です。

元来、私はエレキーもシングル派でどんなキーでもスクイズではなくシングルで使用しています。今朝まではBegali Simplex Monoというシングルキーを使用していました。外観はこのシリーズのスクイズキーと同じですが、スクイズにならないシングルキーです。

以前よりこの HSTⅢ が気になっていたのですが幸いな??事に(笑) 国内に在庫が無く「仕方ないよね・・」と思いつつ連日チェックだけは欠かさずにしていたところ、突然「在庫アリ」になってしまいました(笑)

これでエレキーのみならず複式も練習再開しようという算段です。

↓ ↓ 光ものではなく、機能美の美しさが漂うキーです


今朝のVintageさんは、DRAKE TR-7!! 

2025年02月11日 09時10分12秒 | 今どき無線

今朝は朝7時前からお馴染みの長野のOMと和文CWで面白い話に花を咲かせました。アッという間の1時間です。増殖するリグの置き場所や宅配便の受け取り方法等・・いや~面白い(笑)

そして1時間が経過してファイナルとなりましたが、その後に同じ県内の初めての局からコールを頂きました。受信の合間にQRZ.comを開きますと素晴らしいシャックの写真が飛び出します。そして写真には、あの「DRAKE TR-7」が写っているではありませんか!!

「といっても今日のQSOは今どきのリグかな・・」と思いながらお聞きしますと「DRAKE TR-7でやっています」とのお返事・・凄いですね!! 私は開局以来、全バンド・モードを通してこのリグをお使いの方とは初めてのQSOです・・それも和文CWでとは・・嬉しくなってミス打鍵が増えました(笑)

このリグは1979年頃の発売のオール・ソリッドステート機で従来の真空管式だったTR4やT4/R4シリーズからDRAKE社が大きく舵を切ったリグですね。たまにオークションで見ることはありますが、国内でこのリグを現用している方は殆どいないのではないでしょうか。正真正銘のVintageなリグという訳です。

表示はデジタルですが、PTO(VFO)はLCだと思います・・でもとても安定した信号でした。次回のQSOではもっと色々なTR-7のお話をお聞きしたいと思いながらQSOが終わりました Tnx OM

↓ ↓ オール・ソリッドステートになっても「DRAKEブルー」は健在ですネ


2時間をロスしたら7MHzの和文局は誰もいなくなってしまった

2025年02月09日 17時38分22秒 | 今どき無線

今日は朝のA1クラブ和文OAMはIC-7610で参加して同時にTS-830も暖機します。

OAM終了後はTS-830タイムと決めていたのでアンテナを切替してワッチを開始するのですが・・ふと何気なくFIXスイッチに触れるとキャリアがヒヨヒヨと聞こえる接点不良です。TS-830の最も有名な不具合ですね。先日再発したのでタップリとクリーニングしたのですが時間経過で再発するのが接点不良です。

もう一度洗浄しても多分再発は避けられそうにないことから、このスイッチをバイパスしてしまおうと考えました。しかしサービスマニュアルの分解図を確認して一気にやる気が萎えてしまいました。

昨日はTS-520の二号機を色々と弄り回したので、もう満腹な訳です。この問題のスイッチ基板を取り出すにはツマミを全部取り去り・・フロントパネルとVFOも取り出します。更にフロントパネルの内側にあるサブパネルも取り外す必要が有りそうで・・面倒です。仕方なく再度の洗浄でガマンしようと隙間から問題の基板を見ていました。

良く見るとこのスイッチは2連のスイッチになっており片側は使用されていないようです・・「多分、両方使うようにすれば改善出来るかも・・」という期待をしてVFOスペースから半田ごてを差し込みます。3つの接点全部には届きませんので今回はセンターのcom端子のみをショートさせました。結果は素晴らしく、従前にスイッチのツマミを指でグラグラさせるとヒヨヒヨといっていた信号がビクともしなくなりました。万一、再発したら今度は元気に分解して根治させたいと思います。

さあ、これで和文CWでホレホレやるぞと意気込んだのですが・・たまたま「チョッとSSBの方はどんな具合かな・・」と思いSSBをワッチしましたが復調音が変です。LSBの復調音が鼻が詰まった様な音で明らかに異常です。CWモードでは正常ですので色々と悩みます。

「送信はOK、CWの受信もOK・・考えられるのは・・」何だか技術系の資格試験の様になりましたね(笑)  実際にシーケンス制御等の試験では壊れたモノが提供されて修理とか修正をする試験がありますね。

仕方なく上下のケースを外して先ずはキャリア系の発振周波数を980円カウンターで確認したりTRの頭をコツコツして、IF系も同様にハンダクラックやTRの不良等を確認しますが、解りません。今日はこれ以上やる気にならず、ケースに収めてフロントパネルを見ながら「これじゃ試験は不合格だな・・」等と思いながらぼんやりしていました。

すると「アッ!!判った!!」お粗末な原因です(笑)

このTS-830はCWフィルターが入手出来ずにトリオの代替品を挿入していますが、中心周波数に相違があるためIFシフトを9時方向にする必要があったのです・・それだけの理由でした・・お粗末(笑)

SSBをワッチする時はTS-520かFRdx-400でしたのでスッカリ忘れていました。

結局、2時間程度をロスして7MHzの和文局は誰もいなくなってしまいました(笑)・・・まあ、これも楽しみと考えましょう。

↓ ↓ これはサブパネルです。外側にもう1枚あります。

 

 


その工具・・いつ頃から使っていますか?

2025年02月08日 19時21分56秒 | 今どき無線

私は電気工作マニアではありませんが、古いリグの修理や調整の時に便利で良い工具を使うと時間も短縮できますし失敗も回避できますね。

私の工具用の引き出しには古くは小学生の頃に買ってもらったラジオペンチやニッパが残っています。残念ながらその後追加した工具に代替わりしていますが捨てる気にはなれません。

最近、古いリグのCR類やTRを交換する機会が多いのですが、基板から部品を取り外す際には手動のポンプ式ハンダ吸取器を使っていました・・中華製の安物ですが壊れてしまいました・

やはりハンダ吸取線だけでは時間も掛かりますのでほんの少し高いモノを再入手しました・・信頼の日本メーカー製?です。補修用パーツも揃っていますので長く使えそうです。プロ用の吸取器はモーターでポンプを駆動するのですが、さすがに大げさすぎるのでポンプ式で加熱と吸取りの一体型です。

さぁて・・効果を試したいのでTS-520V 二号機もジャンクパーツを利用して穴埋めをしました(=球1本追加作業) いや~早いです。シュポシュポ吸取ってくれますので部品交換が楽しくなります(笑)

片手で作業出来ますので楽ですね・・TS-520のセンベロ価格より高いのですが満足しましたhi


今日は第3ラウンドまであった430MHz和文ラウンド定時交信

2025年02月03日 21時01分28秒 | 今どき無線

今日もIC-9700がフル稼働ですhi

毎週月曜日の19時は430MHzでの和文ラウンドですが、杉並区から参加のOMがIC-9700を導入されたようで今日がお披露目でした。アンテナが現状144&430なのですが近日中に1200MHz対応にすると仰っています。

その後、定時交信が終わりますと成田市のOMからお声が掛かりますが、その他に微かに当局をコールする信号がありました。新潟県上越市から群馬県のセカンドハウスに来ているOMでHFや144MHzでもアクティブに和文CWを楽しまれています。FT817の5Wですので430MHzでは419程度の信号です(144MHzでは579程度) 残念ながら杉並・成田のOMはチョット厳しい様でしたので簡単なメッセージ交換で終わりましたが、430MHzの和文交信機会が増えたことで大変うれしく思っています。

さて、第3ラウンドは成田市OMを1200MHzにお誘いしたところ快諾頂きまして1200MHz和文ラグチューとなりました。最初は・・「果たしてQSO出来るか」心配でしたが実際には双方579で随分強力でした。双方ともGPですが、このバンドもQRVさえあればノイズの無い何とも不思議な空間で和文CWラグチューが可能です。

3エリア方面では1200MHzでも和文CWラグチューが行われているようですが、関東エリアではCWを聞くことはコンテスト位ですね。

次回はきっと杉並のOMもアンテナを準備して1200MHzのラウンドQSOが楽しめそうです。

 


10MHzの怪電波は一体・・

2025年02月02日 19時12分01秒 | 今どき無線

日曜の朝はTS-830を温めて、キー局方式によるA1クラブ和文OAMへチェックインから始まります。

その後は10MHzへ移動してIC-7610でQSOをしたのですが、0908JSTに10.114MHzにて岐阜県のOMとQSOを開始しました。

数分後より当地に599+の強力なキャリアが出現してQSOは中断せざるを得なくなってしまいました。最初は意図的な悪戯かと思ったのですが・・それにしては長くキャリアを出し続けています・・

これはもしかしたら、ワッチ中に用事が出来て離席した際に電鍵などの接続がショートしてしまったのかとも思いましたが、数時間後までキャリアが続いていますので・・一体何だろう??

時刻から海外からの電波では無いようですし、QSBも僅かなので関東圏からかもしれません。このバンドには現在も業務局が存在する様ですから、業務局のチョンボでしょうか・・さすがにアマチュアレベルの送信機であれだけの長時間キャリアは無理があると思いますので業務用のデカい送信機かもしれませんね。

昔ほどでは無いものの短波帯には意味不明な電波が現在も多く存在しますね・・どこを回しても「F」だけを打っているとか・・

そう考えるとアマチュアの音楽垂れ流し爺さんや和文電信の独り言呟き爺さんは解りやすいです(笑)


札幌オリンピックと共にやってきた銀色パネルのリグを令和の現代に手に入れたOM(笑)

2025年02月01日 19時50分04秒 | 今どき無線

札幌オリンピックは、1972年(昭和47年)2月3日から13日に開催されたアジアで初めての冬季オリンピックでした。

この昭和47年に私は電話級で開局したのですが、リグはFT-401Sというオール真空管最後のモノでした。さすがに現代の・・それも和文CWでラグチューするにはQRHの問題もあり厳しいだろうと思い、記憶だけに留めています。

ところが、今朝方の7MHzでいつも和文CWラグチューをしている8エリアのFT-101B使いのOM・・「今年は古いリグを少し整理しようと思っています」と前回は仰っていたのですが、何とFT-401を追加入手したとの電文が送られてきました(笑) 一部不具合があるようで修理はこれからとの事ですが、OMは昭和46年開局の最初のリグがFT-401だったとの事で妙に親近感が増幅します(笑)

アキバのロケットで買ったという電文迄来ましたので、「私は富久無線でしたよ」と応酬します・・共通は帰り道がとにかく重かったというオチです。

当時、ヤエスのリグはTRIO派の人から「テレビ球なんぞ使うから音も悪いし・・」と随分言われて悔しい思いをした人も多かったと思います。

しかし、今になって改めて比較しますと真空管としての美しさは6JS6や6KD6の方がS2001よりも美しいと私は思っています。S2001はヒーターが暗くて、真空管の灯が寂しいのですが6JS6や6KD6は明るいので「お~球だぜ!!」という感覚になります。

FT-401で電波を出すにはいくつかのハードルがありますが、是非とも和文CWのラグチューをお願いしたいと思っています・・私は「QRHがありますよぉ~」なんて無粋な事は言いませんので!! hi

笑ってしまうダサさが懐かしい広告・・今こそ「お爺ちゃんリグ」ですね