前回の玄米(健康習慣の改善・食事篇)【12-2】のまとめ
・玄米と白米の違い
・玄米選びのコツ
せっかく玄米を食べるのなら、少し手間をかけて
発芽玄米を作ってみてはどうでしょうか。
玄米と発芽玄米の違いを説明しておきます。
簡単に言うと玄米を発芽させたものが発芽玄米です。
生きた玄米に吸水させ、一定の温度管理を行うと玄米の胚芽部分から少し芽が出ます。
このような状態になったものが発芽玄米です。
発芽玄米になると、元々持っている玄米の栄養分がより高くなります。
玄米と発芽玄米は見た目はほとんど変わりませんが、
内部の栄養分に変化が起きて身体に吸収されやすい状態になる上に、
水分をたっぷり含むので、玄米の硬い食感がなくなります。
私は、まだ玄米の発芽機能付炊飯圧力釜をもっていないので
玄米を一昼夜、吸水させて自分で作っています。
ただし・・・
玄米を発芽させるには、水を32度前後の温度で1日から2日くらい吸水させます。
この温度は細菌が活発になる環境で、食中毒の原因になる可能性があるので
自分で作る場合は、炊く前に水を入れ替えることをお忘れなく。
できれば発芽機能付炊飯圧力釜で炊くことをお勧めします。
ここでミネラル欠乏になる玄米のデメリットについて
本やネットなどで、私なりに調べたことを記しておきます。
玄米の胚芽や表皮にはフィチン酸が含まれており、金属イオンを結合する「キレート作用」
により体内のミネラルと結合して体内から排泄してしまう。
つまり、玄米を食べていると「ミネラル欠乏」になるということらしいのですが、
よく調べていると、実は玄米に含まれているのはフィチン酸ではなく、
フィチン酸に金属イオン(ミネラル)が結合した「フィチン」という形で、
玄米の胚芽や表皮に含まれているそうです。
つまり「フィチン」は既にミネラルと結合した状態なので、体内のミネラルが
排泄されることはないとのことです。
下の写真は、私が作った発芽玄米を写真に撮ってみました。
温度管理ができなかったので完全に発芽していないものがあります。
左が一昼夜吸水させた発芽玄米 右が吸水前の玄米
吸水前の玄米
吸水前の玄米を拡大したもので胚芽が残っているのが解ります。
一昼夜吸水させた発芽玄米
発芽玄米を拡大したもの。
更に拡大したもの、少し発芽しているのが見えます。
主食を、完全に白米から玄米にすることをお勧めしますが、
工夫をしながら、少しずつ玄米に変えていく方法もあります。
自宅では完全に玄米に変えていますが、外食は白米を食べています。
あまり神経質になるのも身体に悪いですからね(笑)
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