外気温の低下と共にコーヒー焙煎のやりやすい季節になってきました。
コーヒーは生豆を火力を調整して煎りあげる作業です。焙煎の工程で大切なことは生豆を投入して1分後のボトム温度という温度を記録することから始まります。
下の温度を決める。そして1分間に何度上昇したか(させるのか)でコーヒーの味が決まります。ボトムの温度がスタート地点になります。
そしてゴールの温度を何度にするのか?を想定しながらコーヒー豆を焼き上げていきます。焙煎機には温度計が付いています。この温度計は焙煎機の中の温度計が反応しているのであって、コーヒー豆の温度が温度計の数値では無いところが肝です。
温度計を観ながらコーヒー豆の温度を予想しているのです。私は1分間で1℃上昇するように焙煎状況を安定させます。
そして1ハゼというコーヒー豆が音を立てて膨らみます。(パチパチ、ビチビチ)という音が1ハゼです。コーヒーの産地でこのハゼ音も随分と異なるので面白いのです。
ここまでで8分。170℃。ほとんどこの温度で合わせることにしています。
外気温があまりにも暑い夏よりも釜の温度を安定させやすいこの時期の焙煎が好きです。
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