先日のスタジオ・ミルクさんに撮って頂いた写真の中からコーヒーにお湯を注いでいる写真と抹茶を飲んでいる写真をアップしてみた。帽子をかぶるとコーヒー屋の感じがしてイイ!スーツを着込んで茶碗を手にするとお茶を好きな人間感が出てきてまたイイ!
どちらも趣向品と呼ばれる飲み物だが味を楽しむことはもちろん共通している。コーヒーを飲みたい時は食後の一杯というのが多くの人の意見だと思う。また仕事中や寒い日の朝に飲むコーヒーも格別な味がする。またお茶を飲みたい時は甘い和菓子を食べた後が最高の一杯になることが多い。ただ単にお茶を飲むだけでももちろん美味しいのだけれどもお茶の醍醐味は茶会又は茶事ということに尽きる。お茶を供する『亭主』がお茶を喫する『客』に心を込めて開催するものが茶会や茶事である。コーヒーは提供してから飲むまででほとんどその間には思想や作為などは介在しないがお茶は思想や作為なども盛り込むことで感動を生み出すことができる。もちろんコーヒーでも出来なくはないだろうが・・・。
自分が考えているコーヒーの理想があります。コーヒーの世界観と茶道の世界観を融合してみたら面白いのではないか?ということです。お茶も室町後期の頃に儀式や作法の色が強いものであったのが禅の思想とピッタリと合致することによって茶道という形になった。千 利休が大成した詫茶(わびちゃ)の世界がそれだ。そのことによりお茶は普遍的な価値を持ったと思う。
コーヒーももっと色々な形を取り入れたり、何かと融合したりして更なる感動をもたらすものとして新しい世界を切り開けると思う。可能性を探る旅は始まったばかりだ!
明日は占いとコーヒーという感じで考えてみる!
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