松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

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最近面白かった本の話

2008年06月22日 | 身辺雑記


最近老眼が進んだせいか、熱中して寝ないで本を読むという事が
少なくなっています。
そんな中、面白い本に続けて出会いました。

一冊は 伊坂幸太郎作 〔オーヂュポンの祈り〕です。
帯に本屋大賞受賞とあり、それに引かれて家人の誰かが買ったのだと思われます。
カカシが人語を話し、未来を予見し、またそのカカシが自殺をするという
荒唐無稽な話なのですが、こんなとんでもないストーリーがつづれるのなら、
小説と言う世界はまだまだ未来があるなと思わされます。

さて、もう一冊は
〔ボーンコレクター〕などで有名なJ・ディーバーの〔青い虚空〕です。
コンピューターがあれば、どんな犯罪でも出来る!と中扉にあるように
コンピューター犯罪の話です。
私のように機械オンチでも物語としては凄く面白いです。(PCの用語についてはまったく無視ですが)
青い虚空と言うのは作家の造語だそうですが、コンピューターの向こう側に
我々人間の能力をも超えてしまう、限りない世界、底知れない存在を思わせて、
昨今の理由無き犯罪をつい思ってしまします。

PCがあることが当たり前として育っていくこれからの子供達!
どんな世の中が待っているのでしょうか?