ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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ちょっとマニアックかも・・・

2018-11-22 |  アンテナとテレビ

今回、BSアンテナの改造を行ったが、詳しく見ていると映像の乱れはないが、信号レベルがフラつく。

さらにこれまでに何度か、信号ラインが短絡したのかHDDレコーダーからのDC15Vが止まってしまう。

テレビやHDDレコーダーからのBS電源は、負荷が大きかったり短絡すると出力を止めてしまう。

そんな事がこれまでに幾度かあった。

アンテナが20年以上も古いので、内部が腐食してもおかしくはないと思うが、今では売られてないので簡単に買い直せない。

この際ちょっとバラしてみようか。

 

 

パラボラアンテナなんて、ディッシュとコンバーターだけ。

一番大事なのはこの部分。

12GHzの信号をを1~2GHzに変換するコンバーター。

周波数が高いので内部はとても精密。

ディッシュで集められた電波がグレーのアンテナ部分に集められて右側のコンバーターに入る。

 

 

経年劣化で表面のアルミは酸化している。

表面はどうでもいいが、内部が問題だ。

 

 

分解する前にハウジングを柔らかいワイヤーブラシで軽く掃除した。

 

コンバーターを外したディッシュ。

ただのなべ蓋と同じだ。

 

 

Oリングが入っているが、内部は少し腐食している。

丁寧に腐食部分をワイヤーブラシで掃除する。

 

 

 

基盤とコネクターのハンダが腐食していたのをやり替えた。

 

 

導波管の接続部。

Oリングの内側は、表面に薄いシールが張られていて酸化防止のために空気の流入を止めている。

シールを破らないように腐食部分をきれいに掃除する。

 

 

こちらはアンテナ側。

 

 

全部分解するとこの通り。

 

 

 

基盤上のデバイスは、腐食による浮き等は見られない。

チップ部品が多用されているが、小さなものは1mm以下で、メガネをかけてルーペで見てもよく見えない。

基盤をチェックする時は、デジカメで撮ってモニターで確認する。

疑わしい箇所をみつけてからが大変。

1mm以下のデバイスは気を付けないとピンセットでつまんでよく飛ばす。

今回はその作業が無かったのでホッとした。

実際はこの半分以下の大きさだ。

 

 

Oリングにはシリコングリスを塗って元通りに組む。

水も空気も遮断しないとすぐに腐食して駄目になる。

これでまたしばらくは使えるだろうという希望的観測だ。

 

 

ディッシュが汚いが、性能には関係ないのでこのまま使おう。

 

 

きちんと組込んで、ジルに載せた。

取りあえずは信号も安定しているし他のトラブルも無さそう。

 

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コメント (4)
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