うちのジルに載せているサブバッテリーのSUB 1の400Ahは2年前に載せたもの。
その3か月後にSUB 2も同じく400Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーにした。
最近、満充電近くなるとSUB 1 のセルバランスがかなり狂うようになった。
SUB 2はアクティブバランサーを取付けてほとんど何の実験もせずに淡々と使ってきたが、SUB 1 はバランサーも付けずにこれまでにかなり色々な実験を行って酷使してきた。
酷使したことと言えば、実験でセルが3.65Vになるまで充電したり、容量テストで何度か400Ah使って空にした。
そのせいかSUB 1のセルバランスが崩れてきた。
キャンカーで動くときには切替スイッチでSUB 1と2を並列に接続しているが、動かないときには並列接続は解除して循環電流は流れないようにしている。
画像の撮影は同一時のものではないが、こんなふうにバランスがくずれている。
セルバランスを取るのは全てのセルを並列に並べて、3.65Vの電圧を掛けて充電する。
満充電されたバッテリーならすべてのセルは数時間で3.6Vくらいになる。
この方法は一番確実な方法だが、画像のように組み込んだバッテリーのバスバーを外すのも大変なのでここは手抜き工事。
面倒な事は嫌いなので、何ぶん手抜き工事はお手の物。
電圧が低いセルだけに電圧を掛けてやろうと、DC電源を2個ほど用意した。
直列に接続されたままなので、本来ならセルの数だけ電源がいるがここは2個で我慢。
SUB 1のNo2と4の電極に3.65V掛けてバッテリーの電圧が3.62Vになるまで放置。
先にNo2セルの充電を止めて、その2時間後にNo4の充電も止めた。
時間をずらしたのは、どう変わるのか気になったから。
数日後に40Ah程度消費して、ソーラーで充電を試みた。
先に満充電になったのは、今回バランスを取ったNo2と4が先だった。
バランスを取る前とは逆転した。
年に一度くらいはセルバランスを取ったほうが良いらしいが、バラすのはとても面倒だ。
満充電は3.4Vだが、それを超えると電圧暴走してセルにストレスを与える。
セルにストレスが掛かるとだんだんセルバランスが崩れてくる。
次はセルバランスを取るための3.65V 10A程度のDC電源を4個独立させて作ろうか。
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