この春リチウムバッテリーに載せ替えたキャン友さん。
夏になって暑いのでエアコンを働かせるが、効きが悪いという。
何かいい方法はないだろうかという問合せ。
キャンカーのベースとなる車には最初から自動車メーカーで運転席にエアコンが付いている。
このエアコンは4~5KWと冷房能力は高いが、エンジンを止めたら使えない。
最近のキャンカーには別にエアコンを取付けるケースが多い。
キャンカーに取付けられているエアコンのほとんどは、一般家庭用の6帖タイプ(2.2KW)。
乗用車に比べて断熱処理されていて容積が少ないので、6帖タイプでもかなり使える。
ところが問題は、大きな窓からの輻射熱がバカにならない。
キャンカーの日を遮るのはシャッターを使えばいいが、窓の内側にシャッターが有る。
いくら銀マット仕上げになっていても、そこからの熱はかなりのもの。
一番いいのは、外部側で日射を遮ること。
国産のキャンカーはオーニングは付いていてもウィンドオーニングが付いたものは見かけない。
夏を快適に乗り切る第一候補はやはり、このウィンドオーニング。
小窓は百均の薄い銀マットを外部から仮設工事用のテープで貼って覆ってしまうのが最強だが、
停車中はオーニングレールを利用して園芸用の棒にダイソーの日除けを吊り下げてもいい。
フロントガラス窓回りは先日紹介した。
さらに運転席とセカンドシートの間をカーテンで仕切れば効果は高い。
ここまでやると6帖の家庭用エアコンでもかなり効くようになる。
エアコンが使えるようになったら、さらに涼しく過ごせる工夫をしよう。