命のカウントダウン(健康余命3605日)

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インフルエンザは絶滅危惧種!

2022-02-07 03:35:07 | インフルエンザ

新型コロナが蔓延している一方で、同時に流行るのではと言われていたインフルエンザの話は全く聞かない。
我が坂根医院でも、新型コロナは、この第6波だけでも4,50人診察し、届け出たが、インフルエンザは2020~2021シーズンに2人、2021~2022シーズンは未だゼロのままである。
4年前であったら、年間少なくとも500人程度は診ており、タミフル等を処方していた。日本中でタミフルなどの抗インフルエンザ薬が投与期限を迎えようとしている。
世界中の殆どの国でも、インフルエンザは殆ど流行っていない様だ。国際的なインフルエンザ・サーベイランスネットワークGlobal Influenza Surveillance and Response System(GISRS) でも、2021年のインフルエンザ流行はこれまでの50~100分の1程度でアジアの一部で局地的な流行を見せている程度だという事だ。
インフルエンザが流行らなくなった理由については、

1,新型コロナ対策で、マスクの着用が増え、手洗いの励行、集会や宴会が減少している事など、ウィルスまん延に対する対策が取られている事

2,国際的な人の行き来が制限されている事

3,ウィルスの干渉現象?

等が考えられます。そうそう、インフルエンザだけではなくて、普通の「風邪」も、激減しています。それも、同様の原因なのでしょうねぇ。

上記以外の原因もあるのかもしれませんが、兎に角、マスク、手洗いの励行、集会、宴会を避ける事などで、インフルエンザ、風邪は激減するようです。
特に子供さんの風邪様症状の病気が減って、小児科は売り上げが激減しているとの事です。耳鼻科も減っている様です。内科は、風邪やインフルエンザは減りましたが、新型コロナが新たに出現し、ワクチン接種もあるので、売り上げ一時的に減少しましたが、今はそんなには変わっていません。(当院の話で、他院もそうだとは限りません)

気を付ければ、インフルエンザや一般的な風邪は、激減させることが出来る様です。そんな対策を取っても大流行している新型コロナ!!難敵ですね!!。でも、その難敵が自ずから、命に係わる急性呼吸器疾患から、ちょっときつい喉風邪へと姿を変えてくれている様です。


可能な限りワクチンを接種し、マスクを始め感染予防に努めましょう。
多分、あと10日もすれば、新型コロナはピークを迎え感染者数減少局面に移行します。その後もしばらくは感染者数は高止まりするでしょうが、減少していく事は間違いないと思われます。

もう少し頑張りましょう!!




国内のインフルエンザ現況

2021-12-25 19:43:23 | インフルエンザ

現時点、令和 3 年第 50 週(令和 3 年 12 月 13 日から令和 3 年 12 月 19 日まで) 分のインフルエンザの発生状況をは、史上最低であった昨年おも下回っています。昨シーズンの同週報告数57に対して、今シーズンの同週報告数:37

上記の真っ白な日本地図は、昨シーズンの最終報告集である本年3月の物です。
今シーズン、国立感染症研究所 感染症情報センターは、インフルエンザ感染症マップを全くアップしていません。何を考えているのでしょうね。感染が非常に少ないことを報じ続ける義務があると思うのですが、馬鹿では無いかと思います。多分、大馬鹿、認知機能の低下、痴愚魯鈍白痴なのでしょうね。

 インフルエンザ感染者数が少なければ報告義務が無くなると思っている感覚が認知症。事実を報告するべき機関は、どんな結果であれ、報告し続ける事に意味があるという事が分からないのでしょうかねぇ。

 この機関、新型コロナの報告でも大した役割も果たしておらず、国民に対する報告と言う意味では、ほんと、税金の私は無駄使いだと私は感じます。もう少し分かりやすく働いていただきたいものです!!

昨シーズンもそうでしたが、油断したら、流行しちゃうぞ!と言う脅しは、そこここで聞かれますが、現在のところ、国外でも、インフルエンザは全く流行していません。

毎日毎日、希望者はおられるので、ワクチン接種は続けておりますけれどもねぇ



打って打って、打ちまくって、弾切れです

2021-11-19 22:00:39 | インフルエンザ
毎日毎日、インフルエンザ、新型コロナ、子宮頸がん、おたふくかぜ、日本脳炎、麻疹風疹、DT二種混合、DPT三種混合など、ワクチン打ちまくっております。
連日打ちまくってきたインフルエンザワクチン、ついに弾切れです!!
今日は初めてシリンジ入りインフルエンザワクチンを使用しました。これ、仕入れ価格高くて、当院の接種価格では人件費出ません。でもまあ、ワクチン不足していますので仕方なく仕入れました。それも終了して、明日から一週間ほど、ワクチン切れでご迷惑をおかけすることになります。来週の金曜日に再入荷します。再入荷したら、インフルエンザワクチン接種再開させていただきます。今後、ワクチン切れ、再入荷、接種再開を繰り返すことになると思われます。ご理解くださいませ!!なお、お子様の2回目接種に関しては、ワクチン確保しております。ご安心してください。

インフルエンザワクチンの値段

2021-11-06 21:31:23 | インフルエンザ
今夜は、インフルエンザワクチンの値段について考えてみたいと思います。
インフルエンザワクチンの値段は各医療機関によって違います。自由診療なので、勝手に値段を設定することが可能です。ただ、とんでもない値段をつけるところは少ないので、大体¥3,000から¥5,000程度の範囲に収まっている様です。
高齢者、子供に対しては、自治体で補助を出しているところは多くあって、それは、各自治体で高齢者、子供に対する負担金を決めており、患者さんの負担額がそれで決まります。

医療機関で値段に相違はあっても、接種するワクチンは認可されてもので、メーカーの違いはあっても性能の違いは無いとされています。

※2021年度のインフルエンザHAワクチン製造株は下記のようになっております。日本全国で共通となります。
●A型株:
A/ビクトリア/1/2020(IVR-217)(H1N1)
A/タスマニア/503/2020(IVR-221)(H3N2)
●B型株:
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/ビクトリア/705/2018(BVR-11)(ビクトリア系統)

要するに、値段の際はあっても、打たれるワクチンの性能に差は無いです


日本で認可されているインフルエンザワクチンは上記内容ですが、認可されていないフルミストという点鼻のワクチンもあります。
ですがまあ、これはごく少数派です。坂根医院でも以前採用した事があったのですが、効果に個人差があり、年度による効き目の波もある様で、ここ最近は採用しておりません。これは2歳から49歳にまで適応があって、接種料金は一回¥9,000前後の様です。痛みが皆無なのはメリットですが、高価であり、効き目の保証が無いのが欠点です。

普通のインフルエンザワクチンの話に戻します。

成人1回目、自治体・企業などからの補助を除いた注射剤によるインフルエンザワクチン接種の全国の平均価格(2019~2020シーズン)は3,631円で、各自治体で結構差があります

各都道府県別の平均価格は以下の通り。
北海道 3,321円
青森 3,543円、秋田 3,481円、岩手 3,906円、宮城 3,649円、山形 3,438円、福島 3,769円
東京 3,729円、神奈川 3,649円、千葉 3,642円、埼玉 3,797円、茨城 3,768円、栃木 3,805円、群馬 3,771円
山梨 3,387円、長野 3,511円、新潟 3,692円
静岡 3,726円、愛知 3,521円、岐阜 3,596円、三重 3,605円
石川 3,605円、富山 3,529円、福井 3,661円
大阪 3,521円、京都 3,576円、兵庫 3,621円、奈良 3,528円、和歌山 3,496円、滋賀 3,555円
広島 3,460円、岡山 3,567円、鳥取 3,521円、島根 3,558円、山口 3,483円
香川 3,410円、徳島 3,586円、愛媛 3,486円、高知 3,382円
福岡 3,807円、熊本 3,679円、佐賀 3,429円、長崎 3,715円、大分 3,643円、宮崎 3,218円、鹿児島 3,439円、沖縄 3,514円
 
年度によっても値段は変わってきています。
2015~2016年のインフルエンザシーズンにおける成人1回分の全国平均費用は3,204円で、安い地域では2,992円、高い地域では3,440円でした。また、2016~2017年の全国平均費用は3,346円で、安い地域では3,081円、高い地域では3,880円となっています。さらに2017~2018年の全国平均費用は3,524円で、安い地域では3,156円、高い地域では3,780円でした。これらは、いずれも公的助成がない場合の金額ですが、全体的に年々少しずつ上昇している傾向が見られます。

さらに13歳未満の子どもや赤ちゃんになると、2回接種が推奨されているため、予防接種の経済的な負担がより大きくなります。その点に配慮して、病院によっては2回目を割引設定にしているところもあるようです。(坂根医院では1回目:¥3,000 2回目:¥2,500 です)

子供さんの接種回数は、日本では12歳未満は基本的に2回と決められていますが、WHO(世界保健機関)や米国では、生後6か月~8歳まで(9歳未満)が初めて接種を受ける場合は2回接種ですが、翌年からは毎年1回の接種を続けるよう勧めています。9歳以上は初年度から毎年1回接種です。

私はWHOに従って、子供への接種回数を減らして良いと思っています。そうするとずいぶん節約できると思います。


本日も予想通り!でした。

2021-11-06 19:17:27 | インフルエンザ
本日も予想通りに多忙でございました。忙しすぎて、昼過ぎには新型コロナワクチン接種の方とインフルエンザワクチン接種の方が両方入り混じって、大混雑、新型コロナワクチン接種の方を20分ほどもお待たせするという事態に陥ってしまいました。ご迷惑をおかけした方々、本当に申し訳ありませんでした。
しかし、お待ちいただいたおかげもあって、ワクチンの取り違えもせず、本日も無事に多くの方々の無事接種させていただきました。

打ち終えてから数えてみたら・・・
インフルエンザワクチン75人、新型コロナワクチン25人(キャンセル2人は含まず)
いつもの業務をこなしながらですから・・・超多忙でした。
有能なスタッフに感謝です。
今日あたりがワクチン接種のピークなのでしょう。
そう思いたいです。
それにしても・・・・あ~~ 忙しかった!!

インフルエンザワクチンの在庫数がいよいよ怪しくなってきました。
来週は何とかなりそうですが、再来週は危ないかもです。
今日も、かかりつけではない方が半数以上でした。
何らかの制限を設けなければいけないのでしょうか?
制限は、好みに合わないのですがねぇ・・・・