今日は、久しぶりに歯の手入れに西大寺の岡本歯科に行ってきました。
岡本吉正先生を知ったのは、今を去る事30年ほど前の事。
その頃奈良県立医科大学附属病院の勤務医だった私、血液疾患の患者さんを診る機会が多かったのです。奈良県立医科大学附属病院の第二内科に所属していたのですが、呼吸器と血液疾患を診る科でした。呼吸器疾患と血液疾患全く違うんですが、何故だかそういう組み合わせでした。
その頃奈良県立医科大学附属病院の勤務医だった私、血液疾患の患者さんを診る機会が多かったのです。奈良県立医科大学附属病院の第二内科に所属していたのですが、呼吸器と血液疾患を診る科でした。呼吸器疾患と血液疾患全く違うんですが、何故だかそういう組み合わせでした。
私が奈良医大にいたのは、医大を卒業した年から2年間。現在の様に多くの科で研修していくのではなく、自分が選んだ研修科で、専属的に研修するシステムでした。ですから私、呼吸器と血液以外の事は殆ど知らないです。恥ずかしい話ですが、小さな外傷の縫合すらできません。
一時、小笠原あたりの島嶼で意思をするのも良いなと思って、1年間くらい外科修業したいなと思ったのですが、実現せずじまいでした。
話が横道にそれました。奈良医大での研修医時代に白血病などの血液疾患をよく担当したという話でした。そして、担当した白血病患者さんの歯が悪くなって、治療を依頼しようとしたのですが、その患者さんのお住まいが生駒市だったのですが、その近くで引き受けてくれるところが全く無くて、苦労して見つけたのが奈良市の西大寺駅近くの岡本先生でした。
岡本先生、完璧主義者で、当時は保健医療では自分が考える完全な治療が出来ない。ですから、私は自由診療です。それでも良いならと引き受けてくださいました。その患者さんは80代女性、慢性骨髄性白血病で、血小板数は2万前後でした。止血には相当苦労されたようです。
それ以来のお付き合いです。私の歯は、以来先生に任せっきりです。私、中学校位から、歯の手入れほとんどしておりません。歯を磨くのは週に2回程度。磨く時は10分くらい磨くこともあります。歯磨き粉は使いません。私の歯磨き粉は、全く減らないです。10年以上同じ場所に放置されています。
そんな私が、まだ自分の歯で飲み食いできているのは、ひとえに岡本先生のお陰です。
岡本吉正先生、私の4歳年上:72歳です。
でも、バリバリ働いておられます。
診療所も新しく移転されました。



今日は6年ぶりの受診でした。
特に悪い所はないけれど、犬歯が異様にすり減っている。
歯ぎしりがひどいのだろう。
ストレスありませんかと言われました。
ストレスねぇ。
あるとは思いますが・・・
ストレスなかったら惚けると思います。
次は半年で来なさいねと言われました。
お互い元気で働き続けられたらいいなと思いました。
高齢化時代ですが、いつまで働き続けるべきなのか
高齢化時代ですが、いつまで働き続けるべきなのか
なかなか難しい選択ですよね!!