命のカウントダウン(健康余命3605日)

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食道癌について学んできました。

2019-11-07 22:16:17 | 健康寿命
今日は、食道癌についての最新の知識を仕入れてきました。
敬愛する天理よろづ病院の消化器内科医員であり、同院緩和ケアセンター、センター長でもある久須美房子先生の話は、ユーモラスであり、しかも重要な点を明瞭にかいつまんでおり、とても分かりやすかったです。
そこで衝撃の事実を知りました。
私こそが、食道癌に罹患しやすい代表選手なのだということを!!
酒に弱かったのに、今ではアルコールを多飲する人はとても危ないと言われました。私そのものじゃないですか。まず、大きく一つ該当!

以下は、厚生労働省のeーヘルスネットからの引用抜粋です。
アルコールは体内のアルコール脱水素酵素(ADH)のでアセトアルデヒドに変わり、アセトアルデヒドは、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の作用で酢酸に代わります。これらの酵素の働き(活性)には遺伝で決まった強弱があります。
ADHの働きが特に弱い人は日本人の7%程度にみられ、分解が遅いためアルコールが体に残りやすくアルコール依存症になりやすい体質です。
アルデヒド脱水素酵素ALDHの働きが弱い(低活性または非活性)人は日本人の40%程度にみられ、アセトアルデヒドの分解が遅いため飲酒で赤くなり二日酔いを起こしやすい体質です。
アルコールとアセトアルデヒドには発癌(がん)性があり、このふたつの酵素の働きが弱い人が飲酒家になると口腔・咽頭・食道の発癌リスクが特に高くなります。口腔・咽頭・食道の癌は一人に複数発生する傾向がありますが、飲酒と喫煙とは相乗的に多発癌の危険性を高め、ALDHの働きが弱い人でも多発癌が多くみられます。コップ1杯のビールで顔が赤くなる体質が現在または飲酒を始めた最初の1-2年にあった人では、約9割の確率でALDHの働きが弱いタイプと判定されます。

私の父は全く飲めない人でした。私が隣で飲んでいるにおいをかいだだけで真っ赤になっていました。そんな父親の子ですから、私は多分ADH、ALDHともに働きの弱い人なのだと思います。多飲した翌日は酒臭さが残っていることも多いですから。

そうそう、それから虫歯の原因になるミュータント菌もアセトアルデヒド濃度を上げ、喫煙も同じくアセトアルデヒド濃度を上昇させるそうです。私、正直言ってあまり歯を磨かないです。数日に一度程度です。タバコは20代後半で禁煙したから、これだけはややセーフですが、それ以外ほぼ全てディープなまでに危ない人に当てはまりました。アルコールだけでも、一日80g以上は摂取しているでしょうから、アルコール漬け、アセトアルデヒド漬け状態を数十年続けているわけです。

今日は、飲んでおりません。本日より、飲酒量を減らすことにします。

そうそう、言われてはおりませんでしたが、私は他にも食道癌になり易い因子があると思われます。というのが、一人づついる兄、姉のいずれも食道癌サバイバーなのです。というわけで、食道癌にならない様に、今後は飲酒量をセーブする予定です!
3日坊主にならないといいのですが・・・!

私はメタボのアル中

2019-11-07 00:54:53 | 健康寿命
私はメタボです。
即ち、内臓脂肪を一杯蓄えてしまっております。
内臓脂肪を健康に悪いほど蓄えているという基準が、メタボリック症候群の診断基準なのです。
内臓脂肪を、健康に悪いほど蓄積してしまうと、外からはこんな基準で判明してしまうぞというのが、メタボリック症候群の判断基準です。
ですから、内臓脂肪量をを直接測定するのが一番手っ取り早いのです。

でもそれはなかなか困難なので間接的手段で測ります。
何で、この内臓脂肪過剰蓄積状態をやかましく避けろと言うかと言えば、それは、寝たきりで介護に金のかかる状態になることを避けたいからです。
寝たきりなどの重度の介護で長期間金のかかる状態であり続ける原因の最大のものが脳梗塞、脳出血などの脳血管障害なのです。その最大の原因が内臓脂肪蓄積。
豊かになった社会故の病気ですね。
私は、体全体で、豊かになった社会を表現しております!!

糖尿病、高血圧、脂質代謝異常(高脂血症)これだけで、死の三重奏とか言ってましたねぇ 心房細動加えて4重奏にしていただきましょうかねぇ!!
時代の最先端を行ってますよねぇ


健康寿命を延ばすために 今できること

2019-10-15 20:47:20 | 健康寿命
長野県佐久市成田山参道にある「ぴんころ地蔵尊」


神頼み(地蔵頼み?)も心の平安のために良いでしょうが、もう少し裏付けのありそうな方法も紹介させていただきます。

まずは、毒の摂取をやめること 即ち過度のアルコール摂取、喫煙、過剰なカロリー摂取、そして過剰な運動。これらは毒です。(今、アルコール摂取しながら書いてます)毒ではありますが、快楽も与えてくれます。あれもダメ、これもダメと制限だらけの中で長生きしてもあまり意味がないのではと感じてしまうのは私の自堕落な性格のせいでしょうか。 過剰な運動も毒だと言いました。マラソンなんて体にいいと思ってやっている人がいるのでしょうか?いろいろな意見があるでしょうが、私の意見は、フルマラソンは99%体に悪い!!です。100%と言いたいところですが、まぁ、いろいろな意見があると思われ、大人ですので、1%だけ譲歩しておきます。
適度な運動が体に良いことは、声を大にして言いたいです。

この写真を見るだけで、頭がくらくらしてしまいます。
これだけの数の方が、今から過剰な運動の世界に突入していかれるのかと思うと、開催者である東京都の責任者出てこーい と、言いたくなります(古いなぁといっても理解さえされないでしょうが)
毒の摂取を出来るだけ抑えた後にできること。それは生活習慣病の是正です。
ありきたりではありますが、やはり、高血圧、脂質代謝異常、糖尿病を始めとする糖代謝異常(糖尿病ではないですが、気はありますね という糖代謝異常は、相当危ないです) 痛風を始めとする尿酸高値、肥満などは、血管の寿命を縮めます。
脳の血管が痛むと脳卒中、心臓の血管が痛むと狭心症、心筋梗塞、心不全になっていきます。
結局、快楽と節制の間で、どこを落としどころにするかです。そのあたりは医者によっても落としどころに相当な差があると思います。普段、どんな病気の方を主にみているかで、同じ資格を持った医師であるのに、言うことがあまりに違うことに驚かれるかもしれません。
患者さんとしては、信頼できると思われる医師の意見を聞き入れるか、自分で情報収集をして、自分の意見を聞き入れてくれる医師を探すかの2択ですね。極端にはね。まあ、大多数の方はその中間的なところで落ち着くのでしょうねぇ。

情報は、ネット社会ですから、専門家と同じだけの情報を得ることができます。それを消化できるかどうかは能力と努力次第だとは思います。私の偏った意見ではありますが、時折、情報に溺れて溺死寸前の方をお見掛けします。独自の、オリジナリティをもって消化したと誤解されている意見をとうとうと述べられるのですが・・・情報が消化できずにのどに詰まって溺死寸前。そのことは多分ご自身でも理解されているのでしょう、本能的には。傾向として、そういう方はかなり遠方から来られることが多いです。多分、地元の医療機関はすべて「誰も俺のことを理解してくれない」状態になっているからだと推測されます。
そうはならないように努力してくださいませ。遠くに行きたくなったら、ちょっと危ないかも・・・です。

生活習慣病の治療ですが、今ではいい薬が出来てきています。信頼できる医師に相談してください。医師と患者間の信頼関係の構築も治療の大きな土台です。

そして、最後に、患者さん自身が、健康寿命を延ばすために何をすれば有効なのか、情報を消化していただくことです。情報があなたの命の長さも生活の質も上げるのです。
健康寿命も信心から?
厚生労働省は、健康寿命を延ばすためにスマートライフプロジェクトを立ち上げて活動しています。

https://www.smartlife.mhlw.go.jp/
参考にしてください



日本人の壊れ方

2019-10-15 19:33:31 | 健康寿命
人が元気ではなくなって、生活継続に何らかの援助が必要になる
すなわち健康ではなくなって、要支援、要介護状態になる
その原因は・・・・
それは1にも2にもに老化です。

85歳以上では、6割の方が手助けが必要な状態になってしまいます。
でも、70代だと、1割前後なのですね。ちょっと安心(男女別にすると、男のほうが厳しいデータになると思われますが)
年とともに壊れるのは、死に向かって壊れ続けている存在の私たちなのですから当然だとして、その壊れ方の内容(原因)は・・・

脳が壊れた(脳血管障害、認知症、パーキンソン病など):4割弱
骨や関節が壊れた(骨折・転倒、関節疾患)2割強
筋肉が衰えた(高齢による衰弱)1割強
心疾患や糖尿病、呼吸器疾患、癌などは思ったよりも割合が低いですね。
癌患者さんは、自立できている期間が長くて、手がかかるようになるとあれよあれよという間に症状悪化、トイレに一人で行けなくなると、3週間も持たないです。
だから、癌に罹患する方、癌で亡くなられる方は多いわりに、癌で要介護状態でおられる方の割合が低いのだと思います。

ここから、どうしたら、健康寿命を延ばせるか考えていきましょう。
上記の疾患にかからない方法です。