![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/c4/54052cf99a4771972dba9346a77be184.jpg)
市販の抗原検査キットには、研究用と医療用の2種類があります。
研究用は信頼性の低いものが多く、結果があてになりません
陽性であったからと来院され、再検査してみても、抗原定性検査で陰性、PCRをしても陰性であったことがありました。
家人が陽性で、濃厚接触者であるにもかかわらず、自分で検査をして陰性であったからと、学校や会社に行っていた方がおられました。6人家族のうち3人が陽性で在宅療養されていました。残りの3人が自己検査をされて、陰性だったからと学校や会社に行っておられたわけです。症状は皆無か、あっても非常に軽いものでした。ですが、同居親族ですので、基本的に濃厚接触者で、少なくとも当時は7日間は外出は控えないとならない立場でした。
いくら説得しても、「検査で陰性だから良いのではないか」と納得していただけませんでした。それで、お宅に訪問し、抗原定性検査をしてみたら・・・・何と、3人とも陽性でした。その時に使っておられたのが下の研究用キットです。
研究用の、特に唾液が検体の新型コロナ抗原定性検査キットは、何の役にも立たないどころか、害毒でしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/95/d147cf41bdb27e4f8db71db513985313.jpg)
こんなものの販売許可を出していることが大いに不思議です。
皆さん、市販の抗原定性キットを購入されるときは、研究用は絶対に避けてください。自分が実験台になるだけで、何のメリットもありません。
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