5月8日、全国の新規陽性者は7249人、大阪では1021人、死亡者41人であった。東京の新規陽性者は1121人で1月21日以来1100人を超えた。また、北海道、群馬、新潟、石川、愛知、滋賀、岡山、広島、香川、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分の14道県で新規感染者が過去最多となった。
AERAによると、
「政府の会議の資料に人口100万人あたりの死者数のデータがあるのですが、大阪は19・6人(5月5日時点、以下同)。インドの15・5人、メキシコの16・2人、米国の14・5人より上回っており、惨状というほかありません。
人口当たりの死亡率がインドを上回っているって・・・・凄すぎますよねぇ!! これは、正直驚きました。
ホンマかいなと思って自分でも計算してみました。大阪府の人口は約880万人。最近1日あたり40人は亡くなっておられるので40÷8.8=4.55(人)
インドの人口は約13.8億人、最近多い日は4,000人ほど亡くなっている様なので・・・ 4,000÷1380=2.90
本当に、大阪の方が成績悪いのですね!!!ひゃー 医療崩壊するわけです。
兵庫県も9・0人、愛媛県11・2人、和歌山県7・6人など関西は高く、東京は1・4人と意外にも低い水準です」(厚生労働省関係者)(100万人あたり週当たりの死者数と思われます)
AERAdot.が入手したデータによると、人口100万人あたりの新規死亡者数の都道府県別のデータ(5月5日現在)は以下の通り。
【都道府県】
順位 都道府県 人数
1 大阪府 19.6
2 愛媛県 11.2
3 徳島県 11.0
4 兵庫県 9.0
5 和歌山県 7.6
6 石川県 6.2
7 奈良県 5.3
8 岡山県 4.8
9 北海道 4.6
10 三重県 3.9
~~~~~~~~
22 東京都 1.4
全国の平均は3・3人で、東京は1・4人で22位と関西圏が上位を占める。
関西圏の医療崩壊は緊急事態宣言が延長された今も進行しているという。高齢者施設でクラスターが相次いでも入院先が決まらず、院内で待機中の高齢者が相次いで死亡するなど連日、大騒ぎになっている。
大阪府門真市の高齢者施設で4月中旬以降、入所者と職員の計61人が新型コロナウイルスに感染するクラスターが発生し、入所者13人が死亡。神戸市市長田区の介護老人保健施設でも4月中旬以降、入所者97人、職員36人の計133人が感染する大規模クラスターが発生。入所者25人が死亡した。
「死亡した高齢者の多くは入院先が決まらず、待機中に施設内で死亡しています。報道されるまで施設、行政は状況を公表せず、まるで姨捨山のような扱いです。政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は感染者数より医療体制を重視して見ています。大阪の重症病床使用率は99%と公表していますが、外形的な数字です。実際は重症患者412人に対し、重症患者用365床を大幅に上回っています。入院待機待ちの人数が約1万5千人と医療崩壊に歯止めがかかりません。
コロナ感染者が出ている大阪府内の老人ホームの職員が惨状をこう証言する。
「うちは病院系列の高齢者ホームですが、コロナ感染者が出ても病床が逼迫し、入院できないので、老人ホームを病院代わりに使用しています。病院から先生や看護師に来てもらって治療し急きょ、ハンガーをホームセンターで買ってきて点滴をブラ下げたこともありました。防護服や手袋をして職員は検温やパルスオキシメーターを使って病状を点検するなどとんでもないことになっています。発症した高齢者の1人は入院できたが、もう1人は発熱、肺炎、中等症に近い容態だが、入院できていません。往診してもらっている先生も『これは異常な状況。治療を老人ホームでやるなんて』とあきれていました」
介護するスタッフもコロナ患者を対応した経験がなく、悪戦苦闘しているという。
「防護服で身を固めて、コロナを発症した高齢者の体の向きを変えたり、食事、排便などの世話をすることに慣れていないので、普段の2倍以上の時間がかかる。うちの感染者は咳が止まらないので、余計に怖さがあります」(同前)
この老人ホームも入居者のコロナ感染は公表していないという。
尾身会長は記者会見で「今回は変異株が極めて重要な要素」と指摘し、今後の宣言の解除に当たっては「今まで以上に慎重にやる必要がある」と訴えた。解除の基準として、感染状況の指標が最も深刻なステージ4を脱すること、逼迫(ひっぱく)する医療体制の改善などを上げた。
今、阪神間で大暴れしているのは「イギリス株」と呼ばれているN501Y変異株です。これよりもたちが悪いであろうインド株(「L452R」と「E484Q」という2つの特徴的な変異がみられ、ワクチンも聞きにくい可能性が指摘されています)が流行ったりしたら・・・・どうなってしまうのでしょうか。
L452R変異は、米カリフォルニア州から全米に広がった変異株からも見つかっている。研究チームは「HLA―A24は東アジア人に多く、カリフォルニア州は米国で最もアジア人が多い。L452R変異はアジア人の免疫から逃れるために発現したとも仮定できる」と指摘されています。
水際でインド株の侵入を、食い止めるとともに、新規新型コロナ陽性者数の減少が絶対的な課題です。国民一人一人が感染を食い止めるしかありません。
感染を食い止めつつワクチン接種を粛々と進めていくのが最善の方法だと持っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます