インフルエンザワクチン接種に追われる日々

今日は、土曜日で午前診療だけだったのですが・・・・、インフルエンザ予防接種のために30分延長して、午後0時から0時30分までの30分間をインフルエンザ予防接種の為だけにあてました。

そうはいっても、数週間前から院内に掲示しているだけだし、そんなに患者さん来られないだろうと思っていたのですが・・・・

昨日から、ＴＶで、「流行期に入った」「今年の流行は早い！」と、何度も何度も報道されたためでしょうか・・・・昼前から、患者さんの数が目に見えて増えて、0時には30台は優に入る医院の駐車場が満杯になりました。そしてむやみに広いと言われている待合室も椅子が一杯になり、立っている人が多数。

1時過ぎになってようやく終わったのですが・・・・
午前診療と延長のインフルエンザワクチン接種で107人！！（内訳不明）

びっくりしました。
半日で50人超えるなんて・・・・当院にとってはすごい事なのですが・・・
100人を超えるなんて・・・・
アンビリｰバボーであります。

こんな状態が続くと、一般診療に支障をきたします。何とか、ワクチン接種の大波が無事に過ぎ去ってくれることを祈るのみであります。

昨年は、インフルエンザワクチン700ml使いましたが、今年はそれを優に上回りそうです。800mlに迫るかもです。700mlで1500回、1400人程度でした。今年は、2割程度上回りそうな予感がします。

閑話休題！今年流行し始めているインフルエンザの98%はA（H1N1pdm09）ですので、ワクチンはドンピシャです。ワクチンを打たれる方は早めの接種をお勧めします。打ってから効くまで2週間かかると言われていますから！！

12月上旬まで続くインフルエンザ接種の大波・・・・・
来シーズンは・・・・値上げして波を崩そうかなぁ
インフルエンザワクチン接種で医院が満杯になっていて、「商売繁盛ですね！」

などと言われるのですが・・・・
我が医院では、ワクチンは一般診療の邪魔になっています。

著効があるとは思っていませんが、効かないとも思っていません。

やらないわけにはいかないのでやっていますが・・・・
同じ時間、訪問診療や検査に時間を向けられるのなら、そのほうが余程儲かります。
当院においてはですが、インフルエンザワクチンは経営的にはプラスでもマイナスでもない。やらないよりはやったほうがましかな？

そんな位置になるように価格設定しています。

以前にも言いましたが、インフルエンザワクチンをはじめ、任意ワクチンの価格設定は各医療機関で自由です。
任意ワクチンの価格設定で垣間見える医療機関経営者の哲学、思考。面白いですよ！！
周囲の医療機関の任意ワクチンの価格設定を調べてみてくださいね！！