新型コロナ発熱外来の熱中症対策

今日は日曜日で丸一日休ませていただいております。

山に行くにはあまりに天気が不安定。そして道路はお盆で混んでますしね。

朝から一件だけ発熱患者を診察、新型コロナの抗原定性検査をしたら即座に陽性反応が出ました。抗原定性検査は早い時は数十秒で結果が出ます。そして陽性の場合はPCRの検査をする必要が無いと私は思っています。陰性の場合、希望されたらPCR検査をします。抗原定性検査陰性でPCR陽性になる方は、大体5人に1人くらいの割合です。PCR陰性でも、怪しいなぁと感じる方はおられます。そのような方に対しては、明日でも明後日でも、再検査しても良いからねと言います。再度来院されて陽性になる事が多いです。

今朝陽性が出た高校生には、解熱剤（アセトアミノフェン：品薄になっています）、のどの痛みに対して漢方の桔梗湯、うがい薬、トローチを処方しました。精算は後日にしていただきました。HERSYSへの登録も直後に終えて、午後からは自宅でのんびりしています。

明日、月曜日、お休みの医療機関も多いので、発熱外来混雑すると思われます。

ここで、個人防護具（PPE）と、熱中症対策の用具類を紹介させていただきます。

まず、N95規格のマスクです。これが一番重要です。鼻に当たる部分の金具を、自分に合うように折り曲げて、空気の漏れが無くなるようにして使っております。空気漏れの無いようにセットした高性能マスク。これが最大の武器です。

そしてフェイスガード

これは、ヘッドキャップ

そして、手袋（この手袋非常に優秀です）

そして、暑さの元凶である防護衣です。

以下は熱中症対策の用具たちです。

先ず、ネッククーラー　これはペルチェ素子とファンが入っていて、蓄電池で作動します。良く冷えますが、耳鳴りの様な音が耳障りではあります。2時間弱使えます。

強い味方のアイスジャケット（保冷剤を4つ入れています）これも2時間程度で保冷剤が溶けます。

以下は、速乾性の衣類です。

明日から、このいでたちで頑張ります！