今日も1日コロナに明け暮れました。
昨日からPCR検査希望の方の電話が何本もありましたので、今朝はいつもより早く出勤してPCR機器のウォーミングアップを始めました。そして、通常の外来診療をしながら発熱外来業務も並行して行いました。
新型コロナ疑い患者さんのPCR検査時には、N95マスクは勿論ですが、防護衣、キャップ、フェイスガード、手袋といったPPEと呼ばれる個人防護具を着脱しなければいけません。正しく装着していれば、コロナ患者さんの近くに行き、お話を聞いて鼻の奥に綿棒を突っ込んで大きく咳き込まれても「一応大丈夫」と言うわけです。しかし、近くで咳き込まれるのはやはり危険なので、出来るだけ我慢していただき、こちらもそんなに強く刺激しないように綿棒を加減して突っ込んでいます。
PPEの脱着方法
一昨日は、13名検査して6名の陽性者が出ました。本日も13名の検査をしましたが陽性者は1名のみでした。幼稚園児でした。その幼稚園では本日発熱で早退した園児が多数おられたとの事で、クラスター感染が危惧されます。
ほぼ間違いなくオミクロンだと思います。オミクロンは年少者への感染拡大が目立ちますね。日本でも5歳から11歳までの小児に対するファイザーのワクチンが近日中に認可されるようです。重症化因子を持った子供さんは、積極的に接種されるべきだとは思いますが、普通の子供さんは打つべきなのかどうか、私は判断できないでいます。3世代同居されている家庭では、爺ちゃんばあちゃんにうつさないために、接種した方が良いのかもしれませんね。でも、親子で暮らしていて、親がワクチン接種済であれば、ワクチンの必要性は低いのかもしれません。
昼休みも、昼食(今日は、配偶者が弁当を持ってきてくれたので、食べはぐれる事はありませんでした。ありがたや!)の後は往診です。
エネルギー充填して往診へ!!
往診中にPCR検査希望!同じ幼稚園の園児さんでした。
往診中にPCR検査希望!同じ幼稚園の園児さんでした。
近くにいたので、一旦医院に帰って、またまた着替えてPCR検査施行
PPEから普段着に着替えて、再び往診へ!
何だかんだしているうちに昼休みは終了して4時半からは午後診です。
往診から戻ってきたら、既にずらっと車が並んでいました。
やはりPCR希望者が多く、歌舞伎役者の様に早替りしながら、外来診療とPCR検査を切り替え、切り替え。その合間に新型コロナワクチン(コミナティ)施行というあわただしさ。そして仕上げには・・・・何という事でしょう。診察時間も押し迫った7時前になって、6人のPCR希望者が来院されました。
当院で院内検査をすれば1人1時間で結果が出ますが、検査会社に外注すると、これまでは翌日の昼頃に結果が出ていたのですが、このところ、検査依頼が殺到していて、結果が出るのに2,3日かかっているとの事で、いつ結果が出ますと明言できないとの事でした。
それではまずいので、近隣の協力医療機関にお願いして、明日午前中に検査をしていただくことに出来ました。3名の方はそちらに行ってもらう事にしました。その協力医療機関では、15分に1名の検査が出来る機器が設置されているので、明日の昼までには結果が出ると思われます。
残りの3名は自院内でPCR検査をしました。結局今日も9時過ぎまで残業。そして、帰り道に往診、往診先でもコロナワクチンを2名に接種しました。引退を考えているのに、どう考えても働き過ぎです。頭の中に疑問符は浮かびますが、強い需要が疑問符を消し去ってしまいます。
まぁ、何しろコロナにどっぷりと浸かった1日でした。明日は休診日
どうにも不出来なHERSYSというコロナ患者の報告システムにどっぷり取り組みたいと思っています。
世の中、思い通りにならないことが多いですねぇ。思い通りにならない事の原因は、自分にあることが多いとも思うのですが・・・・HERSYSシステムは、私のせいでは全くないです!!!でも、まあ、それを使って報告させていただきます!!と、自ずから宣言したのは私ですけれど・・・・やっぱり自分のせいなのでしょうかねぇ・・・・・
皆さま!オミクロン株が爆発的に増えています。坂根医院で陽性が発覚した方々も、ごく普通の方々で、ごく普通に生活をされていて、まさかと思いながら検査をしたら、まさか!!だった方ばかりです。感染経路も分からないことが多いです。
これまで通り、マスク着用し、人込みは出来るだけ避けて、換気を心がけるなど、感染する確率を可能な限り低下させる生活を続けてください。そして、可能であれば、順番が来たら、ワクチンは接種しましょう。感染予防の能力は低下していますが、重症化予防は果たしてくれます。
オミクロンの爆発的拡大を防ぐのは、貴方であり、私であり、社会を形成している皆の心がけ、小さな行動の積み重ねです。何とか今しばらく頑張りましょう。
そして、コロナ陽性になったとしても、オミクロンならそんなに重症化はしないと思われます。周囲に広げない様、家族にうつさないようにしてください。
厚生労働省のホームページの記事を参考にして下さい。
どんな時も、沈着冷静に対応してください。よろしくお願いします。
もう少しの辛抱!!と思いながら2年強。。。
しかし、ホントに もう少しだと勝手に思っています。
何とか 踏ん張って下さい。宜しくお願いします。
現在、日本では10代、10歳未満の新規感染者が増えています。
子供たちは、大人以上に団体生活をしていますので、濃厚接触者、または「濃厚接触者とはみなされなかったけれど、とても心配」な子供たち、またそのご家族が急増、PCR依頼が引きも切らない状態です。一番の心配は、検査キットの品切れです。
あと1か月ほど続くであろう第6波、乗り切れるのかどうか、心配です。
今日もPCR検査を 受けて来たのですが
こちらでは、基本 喉というか 舌というか ようは、口内で採取します。
日本では、基本鼻内みたいですが、何か違いが有るんでしょうか??
これまで、鼻の奥深く、鼻咽頭での検体採取が最善とされておりました。それで、鼻の奥深くに綿棒を突っ込んでいたのですが、年少者ではそれはとても困難です。
オミクロン株では、口腔内でも十分ではないかと言うレポートも出ておりまして、私も、鼻の奥に突っ込むことが困難な年少者に対しては、唾液での検体接種にしていることも多いです。
これまでのデルタ株までは、出来れば鼻咽頭(鼻の奥深く)が良かったのだともいますが、オミクロンだと、どの検体が最善なのか不明です。唾液検体でも十分である可能性が高くなっているとは思われます。採取しやすいですしね。!!
中国では、デルタ型の時も 基本ズ~っと喉でした。
今は、多分 オミクロンに変わって来ている最中だと思われます。
とりあえずは、OKという事で。。。
お忙しいところ すみませんでした。
日本では入り口の検査は抗原検査で、精密検査がPCRと言う体制です。抗原検査は症状が無い症例では反応しないことが多くて、役に立ちません。有症状の症例では、数分で判定出来てとても有用ですが!!