新型ウイルス 奈良のバス運転手の男性が退院
読売新聞オンライン 2020/2/8 21:50
奈良県によりますと、男性は発熱やせきの症状が治まったうえ、検査で2回続けて陰性と確認されて国が示す退院の基準を満たしたことから8日までに退院したということです。また、京都市は市内の販売店で中国人観光客らと接する仕事をしていて、ウイルス感染が確認された20代の中国人男性が8日までに退院したことを明らかにしました。男性は先月31日から入院して治療を受けていました。男性について奈良県は発熱やせきなどの症状が治まったうえ、検査で2回続けてウイルスが検出されなかったことから、国が示す退院の基準を満たしたとして、8日までに退院したことを明らかにしました。
また、男性と濃厚に接触した22人のうち、感染したことがすでに明らかになっている大阪と千葉のバスのガイド2人を除く、県内外の20人についてもこれまでに症状が出た人はおらず、8日、最後に男性と接触した人の潜伏期間が終わったということです。
このため、奈良県は「男性から感染は広がっていないとみられる」としています。
奈良の運転手さん:京都の店員さん、無事退院おめでとうございます。
そして、両者の「濃厚接触者」の皆さま、「謹慎期間開け」おめでとうございます
今後、退院したご本人は勿論、「濃厚接触者」とされた皆様の日常生活が再開されます。
周辺の皆さまの温かいご理解と支援が何より大事だと思っています。
退院された元患者さんは、退院前に2度、PCR検査でウィルス陰性を確認されています。
「でも、近寄るのはちょっと怖い」と、考えているあなたよりも、新型コロナウィルスに関して安全性が高いことは間違いないでしょう。
WHOの基準12.5日より1.5日長い14日間の「謹慎開け」した方々も「厚生労働省のお墨付き」で安全性を保障されています。
みんな、普通の生活に戻りたいのです。寄り添って、理解してあげてください。黙って、微笑みながら数週間前と同じように接する事。それが最高のねぎらいになると思います。
退院されてきた患者さん、「濃厚接触者」として謹慎を余儀なくされていた皆さんに対しての風評被害を心配しています。お願いですから、心無い軽率な行動は慎んでください!!
一方ここで、頭をもたげてくるのが、クルーズ船の乗員乗客への厚生労働省の対応です。
患者さんを減らす(退院させる)ためには、ウィルス検査(PCR検査)を12時間間隔で2回施行するのですねえ。
詳しい退院基準は、以下の通りです。
、新型コロナウイルスに感染して症状が出て入院した患者について、37度5分以上の熱がなく、呼吸器症状が改善傾向であれば症状がなくなったとみなすことにしています。
さらに症状がなくなってから48時間後にウイルス検査を行い、その結果、陰性でウイルスが確認されなければ、さらに12時間を経てから再度検査を行います。
そこでも陰性であれば退院を認めることにしました。
また新型コロナウイルスに感染しても症状が出ていない人については、10日間入院したうえで、症状が出ている人と同様に2回検査を行い、いずれも陰性であれば退院を認めることになりました。
こちらは、感染拡大を食い止めることが出来て本当に良かったです。日本人で最初の患者さんを早期に発見し、的確に関係部署に連絡された開業医に大いなるエールを送りたいと思います。かの診療所は、2週間の休診という痛手を負うことになりましたが、周辺の医療関係者からはその適切な対処を称賛されております。中には、過敏反応と思われる行動をとっている医療機関も見られるようですが・・・・対応に余程自信がないのでしょうね!!
厚生労働省の厳しい退院基準は、いずれもっと簡略化されるとは思いますが、それにしても・・・・
クルーズ船の乗員乗客には、かたくなに全員検査を拒否し、症状が出てくるのを待って、出た人を検査しています。症状が出た方だけをピックアップして検査するので、陽性率は2割を超えたままです。
昨日新たに検査した6検体から3名の陽性患者が確認された。米国人2名、中国人1名 2名の米国人は同室で過ごしていた。これまでに検査を終えたのは 279名 未検査:3711-279=3432人
最初の約束では、14日間、2月19日までの幽閉だったはずですが・・・・新たな感染者が続出している事態にどう対応するのでしょうか・・・・重ね重ね本当に心配です。
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