命のカウントダウン(健康余命3605日)

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慈瞳さんの「お話」

2022-05-25 22:00:32 | エッセイ
5月21日第10回中和在宅診療研究会における慈瞳さんのお話は
ACPとは・・・ミクロな注目がマクロを描く  という題でした

此処からは、私個人の個人的印象です。
話を通して、医療関係者に対する苛立ちの様なものが感じ取れました。
温厚な慈瞳さんなので、微笑みを絶やさずお話をされたのですが・・・
「ACPは最後はDNRね!という結論を引き出すための会議では決してないのです!!ACPは経過であって、時と共に移ろいます。」と言うようなことを言われたように理解しております。(「DNR(do not resuscitation )とは,癌の末期,老衰,救命の可能性がない患者などで,本人または家族の希望で心肺蘇生法(CPR)をおこなわないこと」 

そして、患者さんに「貴女が一番大切にしたいものは何なのでしょう」と、聞き続ける事、尋ね続ける事で患者さん自身が方向性を見出していき、患者さんの変化が医療者の意識を変える事も多い。

ACPの主役となっている患者さんが一番大切にしたいことを皆で見出し、探り出し(ご本人もそんなにはっきりと意識されてなんていない事が殆ど)てゆく作業の中で患者さん本人、そしてそれを取り囲んでいる医療者たちの意識も変化していく。それがACPなのだと言われたのだと思うのですが・・・意訳し過ぎな気もします。

私は、ACPは「患者」という役柄にはめ込んでしまわれていた「ご本人」が、主役を奪い返すきっかけの場だと理解しているのですが・・・・

私の切り口は「主役」慈瞳さんの切り口は「最も大切にされているもの」と言う違いはありますが、色々な立場の人間が、自分の立場からの見るのは当然だし、それも分かるけれど、今一度患者さん中心の視線でも考えてみようよ という姿勢は共通だと私は思っております。


まことに自分勝手なまとめでございました。
 
 違うのかなぁ???

追伸 せっかく配られた高級お弁当でしたが、持って帰るなと言われていたので、泣く泣く 置いて帰りました!! (´;ω;`)




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