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年末年始の新型コロナ

2021-12-29 22:00:08 | 新型コロナウィルス
全国の新規感染者数は12月29日で398人、このところ、関東を中心にじわりじわりと増加傾向にはあるものの、依然として非常に低い水準となっている。
現在のところ、感染の主流はデルタ株であり、デルタ株による新規感染者数は増加傾向にある。特に、東京都と神奈川県においては、今週先週比1以上が2週間以上継続している。
年末年始の休暇により、ひとの動きが活発化し、普段会わない人々との交流が増えることに加え、寒さがより厳しくなり、換気の悪い空間での多人数の集会が増加し、感染が急拡大するおそれがある。
国民一人一人の感染予防意識を今まで以上に高く保つことが強く求められる。オミクロン株は、世界各地で検出されており、これまでの変異株では見られなかったような急速な感染拡大が見られている。我が国においても、大阪、東京周辺などの地域で一定規模の伝播が起きている可能性があり、今後、感染拡大が急速に進むことを想定すべき状況にある。

オミクロン株について、国際機関や諸外国から、ウイルスの性状や疫学的な評価に関する暫定的な報告がされている。
伝播性の高さには異論がないであろう。また、デルタ株に比して、世代時間、倍加時間や潜伏期間の短縮化、二次感染リスクや再感染リスクの増大が指摘され、ワクチンについては、重症化予防効果は一定程度保たれているものの、発症予防効果は著しく低下していることが報告されている。さらに、抗体カクテル療法の「ロナプリーブ」の効果が著しく低下(1/1000以下)になるのではないかと言う報告もある。

現在、国内で経過観察されているオミクロン株の感染例については、全員が軽症又は無症状で経過している。海外では重症者、死亡者の報告も見られるが、重症化率、死亡率は低いであろうと推察されている。
しかし、今後急速な感染拡大により、感染者数が急速に増加すれば、入院による治療を必要とする人が急激に増え、医療提供体制が急速にひっ迫する可能性は十分考えられる。また、現在オミクロン株の新規感染者は年齢の若い活動性の高い方が中心であるが、今後、高齢者などの重症化リスクの高い方々の間で急速に感染が拡がると、重症者や死亡者が発生する割合が高まるおそれはぬぐえない。。

日本は、これまで水際措置におけるオミクロン株対策への重点化を他国に比べ相当厳しく行ってきた。それでも足りないという意見も見られる。足りないから、国内に入って来たという方がおられる。私は、現在の規制を強めるべきではなくて緩めるべきだと思っている。今の日本の規制では足りないと言われる方は、中国に亡命してください。
 多くの専門家、学者がいうように、これまでの水際処置は「時間稼ぎ」に過ぎない。既に国内での市中感染が多発している現在、これまでの様な厳しい鎖国処置を続けることは得策ではない。注意深いサーベイランスでフィードバックを掛けながら、締めた綱を緩めるべき時なのだと私は考えます。

今後、第6波は来ます。それに対して私たち国民は、可能であればワクチンのブースター接種を受け、マスク着用、人込みを避けるなど、出来るだけ感染しないように効果的な行動をとりつつ日常生活を継続していく事。これが何より肝要だと私は思っています。ウィズコロナで生活を続けていくしかないのです。


政府が示した「予防・検査・早期治療の包括強化策」を講じることを始め、感染状況に応じた医療提供体制・公衆衛生体制の強化も進めていくことが必要。

また、特例承認されたメルク社の経口治療薬は、軽症から中等症の重症化するリスクが高い患者を対象に使用できることから、治療へのアクセスを向上させ、一定の重症化予防効果が期待される。より高い効果が期待され、対象年齢もより広いファイザー社の経口治療薬の早期承認も待ち望まれるところである。




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