新型ウイルス感染の検疫官 客室立ち入り 検疫事務所で業務も
<time datetime="2020-02-12T15:12">2020年2月12日 NHK WEB NEWSより</time>
新型コロナウイルスへの感染が確認された男性検疫官は、横浜検疫所からクルーズ船に派遣され、横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊し始めた今月3日の夜から4日の夜にかけて、検疫業務に当たっていました。検疫官は、乗客から質問票を回収したり体温を測定したりして客室に立ち入ることもあったということです。
クルーズ船では、乗客の感染が確認された今月5日以降は、検疫官が客室に立ち入らないようにしていましたが、それ以前は検疫官が客室に入って体温の測定などを行っていたということです。
また検疫官は、医療用のマスクや手袋を着用していた一方で、防護服やゴーグルなどは着用していませんでした。
これについて厚生労働省は、WHO=世界保健機関の指針に基づく対応だったとしています。
検疫官は、船内で検疫を行ったあと、5日から7日まで検疫所の事務所で通常業務を行い、その後、休日だった9日に発熱しました。
検疫官は、現在入院していますが、症状は落ち着いているということで、厚生労働省は、同僚の検疫官や家族などで濃厚接触した人を調べ、健康状態を確認していくことにしています。
この検疫官の感染について、何故感染したのか色々と取りざたされていますが、要するにこんな軽装防御体制では、濃厚接触したつもりが無くても感染してしまったという事です。
手袋の取り扱いが悪かったのでは とか、頭髪を覆っていなかったので頭髪からではないか、勿論ゴーグルをされていなかったので目の粘膜を介しての感染もあり得るし。誰も指摘していなかったのですが、私はマスクを信用していませんので。マスク越しの口や鼻からのウィルス侵入が一番考えられるのではないかと思っています。
何故、あんな軽装で検疫業務に当たらせたのか。そこが一番の問題で、5日に乗員乗客の「大量感染(たったの10人でしたが)」が判明するまで、厚生労働省はダイアモンドクルーズ船内に感染は広がっていないと希望的に考えていたのでしょう。
その予想は見事に外れ、その後の対応も後手後手に回り、未だに有効な感染拡大阻止策は打たれておりません。
厚生労働省が崩したくない「船内に隔離しておきたい」思いのため、船内ではどんどん感染が拡大し、泉質から出来るだけ出ない不自由な体制下の下でも、検体の陽性率は上がってきてしまっています。
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