2019-20 Influenza Season Week 4 ending Jan 25, 2020
- 今週、外来患者のILIと検査室のデータは上昇し続け、再び増加しました。全国および一部の地域では、B型インフルエンザウイルスと比較したA型インフルエンザ(H1N1)pdm09ウイルスの割合が増加しています。B(Victoria)が減少しA(H1N1)pdm09が増加しています。今シーズンの日本は、A(H1N1)pdm09が主流で、現在B型が増えてきてはいますが9割程度はまだA(H1N1)pdm09です。
- 全体的に、入院率は最近の季節にこの時期に見られたものと同じままですが、子供と若い成人の間の率はこの時期に最近の季節よりも高くなっています。
- 肺炎とインフルエンザの死亡率は低いですが、今シーズン、これまでに68人のインフルエンザ関連の子供の死亡が報告されています。
- CDCは、今シーズンまでに少なくとも1900万人のインフルエンザの病気、18万人の入院、インフルエンザによる1万人の死亡があったと推定しています。
- インフルエンザワクチンの有効性の推定値は今シーズンまだ利用できませんが、予防接種は常にインフルエンザとその潜在的に深刻な合併症を防ぐための最良の方法です。
インフルエンザワクチンはCDCもお勧めなのですね。
- 抗ウイルス薬は、インフルエンザのコントロールにおけるインフルエンザワクチンの重要な補助剤です。今シーズン検査されたインフルエンザウイルスのほぼすべて(> 99%)は、今シーズンに米国での使用が推奨されている4つのFDA承認のインフルエンザ抗ウイルス薬の影響を受けやすくなっています。
抗インフルエンザ薬はインフルエンザワクチンの重要な補助剤という位置付けなのですね。
今シーズン、薬剤耐性ウィルスはほぼいないようですね。
感染のピークは越えたのかもしれませんが、これからまだ、収束に向かって8週間ほどの道のりがありそうです。アメリカでは新型コロナウィルス感染患者は10人、死者ゼロ。Flu(インフルエンザ)のほうがインパクト強そうですね。と言って、新型コロナ対策をおろそかにしていいわけでは決してありませんけどね。
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