命のカウントダウン(健康余命3605日)

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第9波の入り口です。医療崩壊を来さない様、感染の確立を下げてください。

2023-07-19 13:52:07 | 新型コロナウィルス
新形コロナ感染症(COVID-19)の新規陽性者増加が続いています。
奈良県では人口当たりの一週間当たりの新規陽性者が沖縄県に次いで全国2位となっており、この連休明けも明らかに陽性者が増えそうで、発熱患者さんからの問い合わせが続いています。すみませんが坂根医院は本日19日臨時休診、明日20日も木曜日で休診です。
奈良県民の方、お問い合わせは、身近な医療機関または奈良県新型コロナ・発熱患者相談窓口
(365日24時間対応:電話:0742-27-1132  FAX:0742-27-8565 )にてご相談ください。
21日に発表される7月10日から16日までの奈良県の1定点医療機関当たりの新規陽性者数は15人前後になるものと思われます。7月28日に発表される次々回の値、この3連休での増加を反映して、全国平均でも15、奈良県は20くらいになるのではないでしょうか。こうなると、誰も第9波を否定できないと思われます。

福岡市の西陵高校では、18日、全校生徒939人のうち新型コロナと判明した39人を含む238人が発熱などで欠席し、21日まで休校になったとのことです。
14日に全学年あげての体育祭があり15~17日は休みだったとの事なので、14日の体育祭で新型コロナ感染が一気に広がった可能性が高いです。屋外でも、大声を上げたり食事をしたりすると爆発的に感染拡大してしまうのでしょうね。侮れない疾患です。

現在流行している新型コロナはXBB系統が殆どです。XBB1.5、XBB1.16などが多い様で、発熱、咽頭痛に加え、XBB1.16では結膜炎症状の見られる患者さんも報告されています。若い方は重症化せず治癒することが殆どですが、後遺症も10人に1人出現すると言われています。
出現してしまうととてつもなく厄介です。
これは、コロナの予防接種でも似たような症状が出現することもあるようです。予防接種に合わない体質の方もおられるという事なのでしょうが、接種する前に見分ける方法がありません。これも厄介な問題です。

XBB1系統は免疫逃避性が強く、ワクチンを何回打っていても、新型コロナに過去に罹患した人でもお構いなしに掛かります。コロナ2回目ですと言うのは、ザラになりました。先日初めて3回目の方の診断をしたのですが、世の中には4回目、5回目、中には6回以上と言う方もおられるのだそうです。
現在のワクチン、重症化は予防できると言うのですが、打っていない人でもあまり重症化しないので、現在のBA4,5対応のワクチンの意味があるのか疑問視しています。10月頃から出てくるらしいXBB1系統対応の単価ワクチンの早期出現を願っています。(多分、少しは感染予防効果もあるのでは?)

やはり不織布マスク着用等の効果的な予防策を続けるべきだと思っています。
今、新形コロナの感染拡大を抑制しないと、第8波、第7波を超え、これまで最大の波になってしまう可能性があります。医療崩壊を来さないために、感染拡大を抑制する必要があります。具体的には定点当たりの新規陽性者数を20人台に留められれば、医療崩壊はほぼ回避できます。30超えで赤信号、40超えたら医療崩壊不可避だと思っています。

社会生活をつづけながら、要領よく感染をすり抜けて参りましょう。時に発症してしまう事もあるでしょう。発症してしまったら、私はゾコーバ、パキロビッドパック、ラゲブリオなどの経口抗新型コロナ薬の使用を積極的に勧めています。9月30日までは薬代は政府が補助してくれます。下痢や蕁麻疹などの副作用が出る方もおられますが、重い副作用は経験しておりません。服用された多くのお方が使用して良かったと言われます。そして後遺症は出ていません。考えは色々とあるでしょうが、私自身発症したらパキロビッドパックかゾコーバのいずれかを服用しようと思っています。


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