我が田原本町、新型コロナワクチン接種順調に進んでいると思っていました。
実際、特にトラブルがあったわけではないです。ですが、5月26日現在、高齢者の4.7%にしか一回目の接種が終わっていないことが判明しました。奈良県の自治体の中でも成績悪い方です。(奈良県の平均 8.8%)最も成績の良い下北山村では、なんと83.6%の高齢者が1回目接種済みだそうです。
田原本の高齢者に対するコロナワクチン接種は、無理のない計画で、混乱なく進んでおり、高齢者からの評判も良いのですが・・・スピードが遅いのはいただけませんね。協力は惜しんでないつもりですが・・・・・
6月中旬以降、田原本町でも個別接種が開始になるとの事です。何とか、個別接種で頑張って、田原本町の接種率アップを図っていきたいと思います。
6月中旬以降、田原本町でも個別接種が開始になるとの事です。何とか、個別接種で頑張って、田原本町の接種率アップを図っていきたいと思います。
個別接種になると、事務処理がやっかい
それ以上に厄介なのが、バックヤードでのワクチン調整です。
① 解凍したバイアルをゆっくり10回転倒混和
② ワクチンのキャップを外し、バイアルのゴム栓部をア ルコール綿で清拭 ③ 希釈用の生食を消毒し、ねじりながらカットする
④ 希釈に用いるシリンジと針を装着し、生食を1.8mL採取 する
⑤ ワクチンバイアルに採取した生食1.8mLを注入する
⑥ 空になった希釈用シリンジにバイアル内の空気を1.8~ 2.0mL分以上吸引してから抜く
⑦ 希釈したワクチンをゆっくり10回転倒混和
⑧ 接種用のシリンジと針を装着し、希釈したバイアルか ら0.3mL採取する
⑨ 針をリキャップし、清潔なトレイに置く
⑩ 希釈後や充填後は温度や光に注意し保管する
以上の作業を間違いなくして、バイアルに詰めたワクチンは、6時間以内に使い切らないといけません。面倒でしょう?
間違えて、ワクチンを無駄にしてしまうと、新聞で叩かれますしねぇ
ワクチンの筋注作業自体は、殆ど問題なく簡単です。接種後の経過観察15分から30分を密にならない様にどこで過ごしていただくかも問題ですね。アナフィラキシーは珍しいですが、気分が悪くなる方は結構おられます。
さーて、どこまで頑張りましょうか。一般診療が損なわれてもいけませんしね。勿論、私一人では何もできませんので・・・・職員が臨時増収と休暇が無くなってしまう事のどちらを強く選択するかにかかっているのかもしれません。我が坂根医院は、個別接種に加わることは決めています。個別接種をしないと、在宅患者さんへの接種が出来ないですから。16歳以上64歳以下の方々へのワクチン接種にどれだけの労力を避けるのか。始まってみないと分からないのかもしれません。ま、持続可能な範囲で頑張りますわ。
どう転んでも、遊びに行くなんて超贅沢な願望なのですねぇ。時間がほしいですぅ~~
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