表題の写真は、フォトジャーナリストのジョシュア・イルワンディ氏がインドネシアの病院で撮影した、プラスチックシートで全身を包まれたCOVID-19で亡くなった犠牲者をとらえた印象的な1枚です。撮影にあたっては、被写体となった人物の特徴や性別がわからないよう、細心の注意を払ったとのことです。
そして、動画は、少し古いですが、インドネシアの惨状を伝えてくれる7月18日にアップされた動画です。
インドネシアでは、その後も、毎日4万人程度の新規陽性者、1,500人程度の死者が出続けている様です。子供(定義不明)の死者も800人以上と伝えられています。(厚生労働省のデータでは2021年7月19日時点での日本の10歳未満の死者:0人 10代の死者:0人となっていす)
インドネシアでは、この動画にあるように、新型コロナに罹患しても入院できずに自宅で療養となることが多く、家庭内で子供に感染が広がり、悲惨な結果を招いていることが多いようです。
インドネシアではワクチン接種が進んでいない事が感染急拡大、死者急増の一因ではあるのでしょうが・・・インドやブラジルよりも悪化した理由は衛生状況、医療崩壊等他にも理由はあるのでしょう。
東京オリンピックで日本人選手が大活躍してくれていますが、関東を中心に、新型コロナ感染症が急速な拡大を見せています。関東圏全体に緊急事態宣言が広げられるようですね。でも、結局は私たち一人一人が感染しない様に行動し続けるしかありません。インドネシアの惨状を他山の石として自省しないと、一か月後に同じような光景を目にすることになるのかもしれません。
日本でも、医療崩壊はじわじわと進んでいます。新型コロナに罹患しても、他の病気になっても、なかなか入院できなくなるかもしれません。
そして・・・・最後にプラスチックシートで覆われたくはないですよね。
ワクチンは少なくとも重症化予防には大きな意味を持っています。12歳以上なら、ワクチンは接種した方が得だと私は感じています。
尾身会長も警鐘を鳴らし続けておられますが・・・
インドネシア 日本人女性「感染でも病院入れない」(2021年7月18日)
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