大阪府が、65歳以上の方のインフルエンザワクチン接種無料化を9月9日発表した。
奈良県にもその余波が押し寄せてきている。
県内の自治体でも、同様に65歳以上のインフルエンザワクチンの無料化を考えているところが多いらしく、我が田原本町も、9月11日に至った今日になっても、高齢者のインフルエンザワクチンの問診票が届いていない。
値段を決めかねているらしいのだ。
値段を決めかねているらしいのだ。
新型コロナ感染症がまだまだ猛威を振るっていて、それと症状では見分けのつかないインフルエンザの罹患率減少のため、高齢者へのワクチン接種の奨励、無料化は勿論良いことなのだけれど・・・
無料化すれば、高齢者のワクチン接種率は増加する。
インフルエンザワクチンの増産はなかなか難しい
厚労省によると、今冬のインフルエンザワクチンの供給量は昨冬より7%多い約3178万本になる見込みで、最大約6356万人分となるとのことだが、10月、11月は、需給がひっ迫すると予想されます。
何が言いたいのかというと、高齢者を無料化すると、ほかの世代にしわ寄せがいく。と、いう事です。最大限に頑張っての7%増産なのでしょうが・・・
現場の混乱が予想されます。
現場の混乱が予想されます。
インフルエンザワクチンを接種希望の方は、早めの予約が必要だと思います。
今冬のインフルエンザワクチンについて厚生労働省は26日、接種が始まる10月前半は定期接種の対象となっている65歳以上の高齢者らを優先とし、任意接種となっているそれ以外の希望者には接種を待ってもらうように呼びかける方針を決めた。同日の専門家の部会に考え方を示し、おおむね了承された。
接種の開始は例年通り10月1日を予定。この冬は新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行する可能性があり、接種を希望する人が増えると見込まれている。供給量は当面は数が限られ、徐々に増えていく見通し。希望者が殺到するなどの混乱を避けるため、まずは高齢者への接種を早めに呼びかけることにした。
10月後半からは、患者に接する機会の多い医療従事者、重症化のリスクが高いとされる持病がある人や妊婦、子ども(生後6カ月~小学2年生)へ接種を呼びかけていくことを計画している。日本感染症学会も、高齢者とともに「接種が強く推奨される」との提言をまとめている。それ以外の人への呼びかけはしないが、希望者は接種できるとしている。
厚労省によると、今冬のインフルエンザワクチンの供給量は昨冬より7%多い約3178万本になる見込みで、最大約6356万人分となる。現在の4種類のウイルス株に対応するワクチンに変更された2015年以降で最大の供給量になる。(土肥修一)
製造は、急いでくれ!!と言われても 設備増強とかも そんなすぐに出来ないし
10%UPが関の山。。。
営業マンの時によく言われたけど 『そんな餅焼くみたいに言うてすぐ出来るか!!』
って事です。。。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000624420.pdf
生産現場を知っておられるから、話が早い!!
というわけで、当院では、例年のごとく、他院とは異なり、牛のよだれのごとく年が明けるまで(多分明けてもしばらくは)予防接種を打ち続ける予定です。