命のカウントダウン(健康余命3605日)

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接触感染対策テープ

2020-01-23 19:34:47 | 新型コロナウィルス

明日から春節です。

新型コロナウイルス(2019-nCoV)怖いですね。

マスクの着用、手洗い以外に何か出来る事は無いかと検索していたら・・・

消石灰を有効成分とした接触感染対策テープがあるのを見つけました。

ネットで発注したら、すぐに送られてきました。

これは、濡らすと成分の消石灰が溶け出し、その手で目をこすったりすると大変危険です。
ですから、濡れないところに使用しないといけません。

其れさえ気を付ければ、安全性は高いと判断しています。

明日、多くの人が接触するドアノブ等に貼り付けようと思っています。

 

一方で、危険性が高いのではと私が考える除菌グッヅも見かけます

今年は目にしませんが、昨年までTVで「医師がすすめるクレベリン」

というCMをよく耳にしました。

http://www.seirogan.co.jp/cm/cleverin2018/

一体どこの医師がすすめるのか全くわかりません

少なくとも私の周囲の医師は誰もこんなものを勧めないし、まして使用などしていません

こんな毒性の高く、長期毒性が全く分かっていないものを販売している会社って何を考えているのだろうと思います。

毒ガスですから、ウィルスや細菌を殺す効果は勿論あるでしょう。しかし、それだからこそ、人体にも確実に毒性があると考えるのが普通だと思います。

二酸化塩素の毒性について、2019年5月11日発行の医事新報において 大久保 憲 (幸寿会平岩病院病院長/東京医療保健大学名誉教授)は、以下の様にこたえられています

二酸化塩素の殺菌効果を売り物にした製品が出回っています。その効果を評価する前に,二酸化塩素はわが国では消毒薬に分類されていない未認可物質であることを理解しなければなりません。医薬品でも,医薬部外品でもなく,雑品(雑貨)に分類されており,製品の主成分表示の義務はありません。殺菌消毒効果を表示した場合には,不適表示広告ということになります。

近年,市中に出回っている製品のように,インフルエンザなどのウイルス感染を予防できるという効能・効果を表示しているものがありますが,厚生労働大臣による医薬品としての製造販売承認が得られていないものに該当しますので,その効果については一定の評価はできません。ウイルス感染を予防できると商品の効果・効能として表示するには厚生労働大臣による医薬品としての製造販売承認が必要であり,医薬品として販売されている二酸化塩素製品は存在しません。

殺菌効果からみると,二酸化塩素は次亜塩素酸ナトリウムよりも強力な殺菌作用を示しますが,閉鎖空間において二酸化塩素ガスを使用することは生体毒性の面から推奨されません。このように,二酸化塩素の安全性については米国では作業環境基準がありますが,わが国では基準がありません。低濃度において長期間曝露した場合の安全性は検証されていません。

二酸化塩素が食品添加物であることから,その安全性を示している製品もありますが,だからといって安全とは言い切れません。塩素製除菌剤を首からぶら下げて幼児を抱いていたところ,幼児の胸部が化学熱傷を負う事故も発生していますので,食品添加物であっても必ずしも安全であるとは言い切れません。長期間低濃度雰囲気での曝露に関する安全性の検証(毒性試験)は不安定で反応性の高いガスであるため,塩素ガスより毒性が高いとされて,世界的にみても安全性は確立されていません。曝露限界に関する基準も存在しません。

国民生活センターが実施した首から下げるタイプの除菌用品に対する調査では,皮膚腐食性や安全性を過信させる表示が認められるなど,今後の改善が求められています。

毒性が高ければ、除菌効果、抗ウィルス効果も高いかもしれませんが・・・

みなさん、自分の健康を害さないように気を付けてください。

石鹸による手洗いが一番の基本なのかもしれませんね。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20101111_1.pdf

 



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