命のカウントダウン(健康余命3605日)

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新型コロナワクチン集団接種と個別指導回避について

2023-05-28 22:04:02 | 新型コロナウィルス
新型コロナワクチンの集団接種の問診と救急及び居残り医師を担当してきました。
今日も救急は何もなくて、良かったです。
救急担当、出来たら避けたいのですが・・・どういうわけだか、いつも私です。釈然としませんが、頼りにされているのだとプラスに考える事にしましょう。

救急担当や居残りで個人の収入が増えます。今この年になって収入が少し増えても、税金が増えるだけでほとんど嬉しくないのですが・・・・

個人ではなく坂根医院としての収入が増えたことが問題になってしまっております。
発熱患者さんを人数制限なく沢山診察し、保健所からの新型コロナ患者さんの往診依頼を引き受けたばっかりに、レセプトの点数が高くなって、近畿厚生局から「レセプトの点数を下げないと個別指導をするぞ」という脅しを受けています。これは本当に腹が立ちます。
新型コロナの患者を診断したら特別に報酬を出すから発熱外来頑張ってしてね!新型コロナ患者の往診をしたら点数を三倍にするから、頼むから往診してねと設定したのは厚生労働省ではないですか。それなのに、それに応じたら「点数が高すぎる。点数を下げなければ個別指導のおシラスに引きずり出すぞ!」って一体何なの???

過去には、個別指導のイジメにあって自殺した医師もいました。閉院された方もおられました。



坂根医院は患者さんの利便の為に院内処方にし、処方日数も基本的に2か月にしていました。そして、往診、訪問診療、在宅医療に力を注ぎ、がん末期患者さんが自宅で最期の時を過ごすことができる援助してきました。そして新型コロナの発熱外来にも注力してきました。それが全てレセプト点数を増やしてしまう因子でありました。

只今現在、個別指導を回避するためにこれらの「点数がかさむこと事」を出来るだけ避けるようにしております。しかし、いったん引き受けた在宅患者さんを今更断るわけにはまいりません。何とか個別指導は回避しつつ、これまでやって来た坂根医院らしい医療を継続したいと心砕いて工夫しております。

そのために、これまでは安定している生活習慣病の患者さんへの投薬機関、2か月を基本としていたのですが泣く泣く一か月に短縮させていただきました。近畿厚生局が問題にするのは、レセプト一枚当たりの点数なのです。

坂根医院は基本的に院内処方なので、2か月処方にすると、一か月処方よりレセプト一枚当たりの点数は2倍近いものになってしまいます。一か月処方にすると半分近くに減るのです。しかし、患者さんの手間は倍増します。そして一年を通じたコストも、再診回数が倍増するので高くなるのです。厚生労働省が目指している診療のスリム化と全く違った方向に向いてしまいます。

坂根医院の手間も倍増するし、良いことなど何も無いのですが、個別指導を受けたくない一心で現在のところ、処方は一ヵ月とさせていただいております。来年3月31日までの一年間、個別指導に呼ばれなければ、次に集団的個別指導に呼ばれるまではまた処方日数を基本2か月に伸ばそうと思っています。

本当にくだらない制度に振り回されております。でも、やはり個別指導を受けたくはありません。何とか回避できるよう、一年間努力したいと思っています。ご迷惑をおかけしますがなにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

今後、色々とご迷惑をかけるかもしれませんが、坂根医院が生き延びるためのあがきだと思ってお許しくださいませ。お願いします。



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1 コメント

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Unknown (kikokikonoriko19888888)
2023-05-29 07:55:32
現場は、、、本当に大変ですよね、、
、、自宅療養で、亡くなって、、我が身に感じて、、はじめて、先生方の激務を目の当たりにして
見学して。手伝ってもらうと、、、へとへとになって
来なくなるかもしれませんね。
今は、、、国が援助しても良いから、、、コロナ対策の
医師に頑張ってもらわないと、5類になっても変異してるから
老人や慢性疾患の患者さんは死と隣り合わせだと言える時期で
有るから、「まだ普通の病気ではない」と大きな見出しで
尾身「政府の新型coronaウイルス感染症対策分科会会長さん」
専門家の意見が新聞半分のスペースに出ていましたよ。
先生のような方を、、疲れさせる指導は、、完全にウイルスが消えてからでも、、必要ないのではないですか?
多くのコロナ患者さんを未然に救ってきた実績は表彰されて
居る事でも、解るでしょう、、きっと。
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