新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織は28日、年代別の重症化のしやすさや治療法などをQ&A形式で示した「10の知識」をまとめた。
それをざっくりまとめてしまうと
1、令和2年10月末時点の日本の感染確認者は約10万人 千人に一人以下
年代別に見ると20台が最も多かった。
2、重症化、死亡するのは高齢者で多かった。死亡率は春頃に比べ、最近は減少傾向にある。
3、重症化は高齢者と基礎疾患のある人たち
年代別の重症化率は、30代の人を基準にすると
▽10歳未満が0.5倍
▽10代が0.2倍
▽20代は0.3倍
▽40代では4倍
▽50代は10倍
▽60代は25倍
▽70代が47倍
▽80代が71倍
▽90代以上が78倍となっています。
と、年齢に強い正の相関を示した。
また、重症化しやすいのは
▽慢性閉塞性肺疾患
▽慢性腎臓病
▽糖尿病
▽高血圧
▽心血管疾患
▽肥満の6つの基礎疾患を持つ人です。
妊娠中の女性や喫煙者なども重症化しやすいかは明らかでないものの注意が必要だとしています。
4.海外に比べて診断数は
日本の人口当たりの感染者数と死者数は、全世界の平均や主要国と比べて低い水準で推移しています。
5.感染させる期間は
新型コロナウイルスに感染した人は発症の2日前から、ほかの人に感染させてしまう可能性があるとされています。
発症後も7日から10日程度は感染させる可能性があるということです。
特に、発症の直前と直後はウイルスの排出量が多くなると考えられています。怪しいなと思ったら、外出は控えてください。
6.感染を広げる割合は
感染していると診断された人のうち、ほかの人に感染させているのは2割以下
人と接するときはマスクを着用し、体調が悪い場合は不要不急の外出を控えることなどが大切だとしています。
7.感染を広げないために
新型コロナウイルスは主に飛沫感染や接触感染によって感染し、特に「3密」の環境で感染リスクが高まります。
感染リスクが特に高い場面として
▽飲酒をともなう懇親会
▽大人数や長時間におよぶ飲食 マスクなしでの会話
▽狭い空間での共同生活に加え
▽居場所を切り替えた際の休憩室や喫煙所、更衣室などを挙げています。
8.検査の種類は
検査にはPCR検査や抗原定量検査、簡易キットを使う抗原定性検査など、ウイルスが体内に存在し、感染しているかを調べる検査があります。
抗体検査は、過去に感染したことがあるかを調べるためのもので、検査を受ける時点で感染しているかを調べる目的には使えません。
9.治療はどのように
軽症の場合は、経過観察のみで自然に回復することが多く、必要な場合に解熱薬などで症状を抑える「対症療法」が行われます。
呼吸が十分にできない人には「レムデシビル」などの国内で承認を受けた抗ウイルス薬を投与し、改善しない場合は人工呼吸器などによる集中治療を行うことがあります。
こうした治療法が確立されたことなどによって、医療機関に入院した人が死亡する割合も低くなっているということです。
6月6日以降で、入院時に重症だった人が死亡した割合は
▽40代までが0%
▽50代から60代が1.4%
▽70代以上が20.8%で、全年齢では10.1%となっています。
10.ワクチンの実用化は
ワクチンの早期の実用化を目指して、国内・海外で多数の研究が行われていて、すでに臨床試験に入っているものもあります。ですが、開発中のワクチンが実際に発症や重症化を予防できるかなどは、まだ分かっていないということです。
現在、開発が進められている新型コロナウイルスのワクチンの副作用についても、確認を進めているということです。
29日の全国の感染者は809人。死者は東京、神奈川、大阪など6都府県で計10人でした。
29日の全国の感染者は809人。死者は東京、神奈川、大阪など6都府県で計10人でした。
東京都の新規感染者は221人。感染経路別では家庭内が32人と最多で、職場内は21人。大阪府では125人の感染が判明し、3日連続で100人を超えた。岡山県の感染者は過去最多の31人で、うち26人は同県北部の勝央町にある企業(企業名は非公表)の従業員だった。
ハロウィン騒ぎ等で感染が拡大しなければ良いのですが・・・
でも ハロウィンは、みんな仮装して マスクしてるとか・・・
失礼しました。。。
ヨーロッパでも感染拡大で、再度ロックダウンとか・・・
camper先生が 恐れていた第三波の足音が聞こえて来ています。。。