Canal'sブログ

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2023年インド旅行#10(パトナ観光)

2024-01-09 | インド旅行

入家の儀式も終わり、新郎新婦とインドのご両親は次の披露宴の準備で忙しくなる。

披露宴は1週間後と聞いていたので、我々夫婦は結婚式の儀式のみ参加し、披露宴は参加しない。披露宴は時間も長く人が多いタフな儀式みたいなので、慣れない我々夫婦は足手まといになるだけだろう。

その貴重な二日間、婿殿と娘がパトナ観光に連れていってくれることとなった。動物園はどうか?と提案されたが、動物園のトラや象を見ても面白くない。有名な仏教の聖地ナーランダに行きたいと思ったが、遠くて時間がかかるらしい。忙しい娘夫婦をそんなに拘束できない。

ググってみた結果、パトナ市内の以下の観光をお願いした。

・ガート

 若いころインドを放浪した友人の菊池さんから「ぜひガートをお勧めする」と言われていたので、ガンジス川にあるガートで右手だけでも沐浴をしたいと思った。

・博物館

 その土地の歴史や文化を知るには博物館が一番。

・シク教寺院

 パトナ・観光 でググったら、シク教寺院がトップに出てきた。白い綺麗な建物で一見の価値はありそう。シク教も日本ではなじみが薄く一度見てみたい。

 

ビハール州博物館

入館の際にセキュリティチェックがあり、大きなバッグはクロークに預ける必要があった。ペットボトルの水もセキュリティを通過できない。

入館の費用は婿殿が払ってくれたが、外国人とインド人では、かなり値段の差があった。

入館してまずは展示エリア全体の説明があるエリアで婿殿の説明を聞く。

大まかにムスリムが支配した時代とイギリスが支配した時代、その他と別れており、古代からイギリス統治後までの展示がエリアを分けて展示・説明してある。

本物かどうかわからないが、昔からのものがよく残されているもだと感心した。

展示の説明は英語とヒンディー語。google翻訳&googleレンズを使って翻訳し説明を読んだが、電波の入りが悪いところもあって大変だった。せめてWifiが解放されていればと思った。

ムスリムの時代、イギリス統治時代に、ヒンズー教や仏教の寺院や聖地は破壊されて復元という歴史もあり、イギリス統治時代には海外に出て行ったインド人もいて、移住先各地で連携したコミュニティをつくって子供たちに文化を継承していった旨の説明もあった。

博物館の中は清潔で、博物館の建設には日本の会社もかかわったらしい。「ひまわり」という発電システムの説明もあった。日本に帰国して調べたら槇文彦さんという日本で著名な建築家も関わった建物だったようだ。

現代美術の展示もあった。

パトナにいる日本人は珍しいのか、休憩していたら話しかけられ一緒に写真をとらせてくれと頼まれた。

日本語で「ありがとうございます」と子供からお礼を言われた。

また、子供らのお父さんから、「希望があれば、どこでも案内しますよ」と提案されたが、この後娘と会う約束があると言って断った。

博物館のおかげでインドの知識が増えたと実感できた。

 

ガート(沐浴場)

ガートに行きたいというと、「バラナシで言ってくれたら案内したのに」と婿殿から言われた。結婚式の後だったので疲れていたのと、事前に宿泊する場所もしらなかったので、計画できず断念したのだ。バラナシのガートは日本人の観光客もよく訪れており、ブログやyoutubeで見ることができたが、正直結婚式の後の疲れたタイミングで観光しなくてよかった。疲れて集中力を欠く中スリや病気の方が怖い。

パトナのガートにいくと、人は比較的すくなく、気負いせずにゆっくりと見学できた。

残念ながら沐浴している人はおらず、祈祷している人は数人いらっしゃった。

ボートはチャーターできるそうだが、人をのせすぎて沈没して死人がでることもあると聞かされた。私は乗ってみたかったが、汚く古い船を見て嫁さんや娘は嫌そうな顔をしている。こりゃ無理だな。

川で洗濯するのは日常の風景みたいで、川べりにはたくさんの洗濯物が干してあった。

家族の反対を押し切り右手だけ沐浴したが、車に戻ってアルコール消毒液を渡され消毒するように勧められた。

機会があれば、1日ガートで観察してみたいと思った。

シク教寺院(Sahib)

喧騒と渋滞の中、シク教寺院へ到着。

ここは靴を預かってくれるサービスがあって助かった。寺院に入るたびに靴を紛失しないかヒヤヒヤしていた。嫁さんは足の甲を疲労骨折しており、固定具を靴にいれている。固定具を無くすと大変なので、靴を脱ぐ際はバッグに固定具を入れていた。

シク教寺院に入る際は、頭を隠す必要がある。自分はたまたまバッグに風呂敷をいれていたので、それで頭を隠した。

寺院では、昼食の無料施しがあり、ご馳走になった。床に直に座ってごはんを食べるのはインドスタイルらしい。

うっかり生野菜を断れなかったので、どうしようか悩んでいたら、婿殿が食べてくれた。生野菜はお腹を壊す可能性がある。そして残すのはダメらしい。

食事を食べた人は、食器を洗ったり、野菜の下ごしらえの手伝いをするらしいが、我々は異教徒の観光でもあり、気後れしてその場を後にした。

寺院の建物の中では礼拝の儀式が行われていた。写真は禁止と書いてあったので、写真はとらなかったが、寺院の人が、寺院の中を説明してくれて、寺院の出口で寄付をお願いされた。

寺院の中で供物となるお菓子を買って、再び礼拝堂に行き、お菓子の一部を供物として提供。残りは自分らで持ち帰って食べるという習わしのようだ。

寺院の出口には、ドラえもんがいた。

オートリキシャ試乗

市内でスーパーに立ち寄った後、オートリキシャに試乗させてもらった。

なかなかスリルがあり面白い。狭くて混雑したインドの道にはうってつけな乗り物だろう。狭い道と言ったが、通常道は広く、屋台や駐車車両が道を狭くしているだけである。

ヘビーなインド旅行は、そろそろ終わる。


2023年インド旅行#9(バラナシ~パトナ:入家の儀式)

2024-01-09 | インド旅行

バラナシ2泊し、パトナへ移動。

婿殿のご両親は最終日もバラナシの寺院に参拝したらしい。

出発は正午前となったが、バラナシのホテルを出発。このタイミングで自分らもガートに行けばよかったと思ったが後の祭り。機会があれば行ってみたい。

喧騒とクラクションと無法地帯の道路をドライブ。

ハイウェイでトラックの間をすり抜けて、ジェットコースターみたいに進んでいく。

インドのスピード違反取締について婿殿がしゃべった内容を娘が通訳してくれる。

正直、ドライブが一番苦痛だ。後部座席にいたが、シートベルトは使えず、サーカスのような運転で事故があれば間違いなく即死。気が休まる暇がない。

パトナ市街に入る前に、チャイをご馳走になった。マサラチャイはこうやって作るのだな。

スーパーでマサラチャイの粉を買って日本で飲んでいるが、大変参考になっている。

パトナのホテルに到着。入家の儀式をしないと婿殿の家には入れないそうで、この日も娘はホテルへ宿泊。

ビハール州は禁酒法が制定されており、ホテルではアルコール飲酒不可。

夕食はテイクアウトのマトンの壺煮カレー。娘は婿殿の実家で、ベジタリアンの食事を食べ続けなければならないので、肉が食べたいといって婿殿と一緒に屋台に行きテイクアウトしてきてくれた。

娘は上手に手でカレーを食べていた。

 

入家の儀式

翌日の朝、婿殿の家に行って入家の儀式。

玄関の花等飾りは婿殿の父が飾ったそうだ。

入家の儀式でとった娘の足跡はずっと家に残すそうだ。

入家の儀式が終わったあと、新郎新婦でコインとりゲーム。ボールの中に入ったコインを合図とともに探して先にとったほうが家庭でイニシアチィブをとれるらしい。つまり亭主関白かカカア殿下を決める儀式(ゲーム)らしい。3回勝負で、おそらく娘が勝利したものと思われる。負けず嫌いの婿殿の一面が見れて楽しかった。

婿殿の実家で、娘の名前の由来を説明した。写真入りで説明したら、婿殿の祖母は笑っていた。インドでは、魚の名前を子供につけたりはしないのだろうな。

婿殿の名前の意味は「家なし」ファミリーネームはなく、苗字の部分は「太陽」という意味だそうだ。婿殿の父上の説明では、家無しは、世界が家であるから。セカンドネームはそれを照らす太陽だということだった。婿殿の父上の名前は「空気」どこにでも存在するものという意味があるそうだ。

インド北部の家庭料理

家庭料理を何度もご馳走になった。外食のインド料理はスパイスがきつく、お腹の調子が悪くなる一因となっているようで、正直2度とインドには行けないと感じていた。

婿殿の実家はベジタリアン。ベジタリアンの食事は物足らないかもと思っていたが、そんな事はない。家庭料理はスパイスで食材の味を生かすようにつくられており辛くなくとても美味しかった。日本食も食材の味を生かすように工夫されているが、インド北部の料理も同じだと感激した。

チャパティとヨーグルト味のカレー?

全粒粉で作られたチャパティはとても美味しい。

リティー(団子)はギー(バターオイル)をかけて食べる。ビハール州のローカルフードらしいです。これも美味しかった。

インドの家庭では、来客があるとデザートを出すようです。

ナッツをドライフルーツから抽出した液で固めたもの。これ最高に旨い。

植物性のクリームの中にドライフルーツやナッツをいれて食べる。

レストランで食べる食事が辛かったので、異国から来た我々のために薄めに作ったのか?と婿殿に尋ねたら、家庭料理はそんなものですと聞かされた。インドの家庭料理最高です。

混沌のインド旅行は続く。


2023年インド旅行#8(バラナシ:仏教寺院)

2024-01-09 | インド旅行

午後からは、サルナートの仏教寺院へ観光。

ヒンズー教の寺院に比べたら人も少なく、比較的清掃もされてる。

インドでは、お釈迦様はヒンズー教の多神教の神様の一人であるそうな。

壁画に宗教画が描かれており、日本人の画家が描いたものらしい。

無信心な私でも、お釈迦様の顔を拝むとホッとするのは日本人だからか。

仏陀が弟子に説法をしているところもあった。

回して参拝するらしい。そういえば、日本でもどこかにあったな。

ストゥーパーも遠目で見ることができた。

日本の寺院にも行った。

日本の寺院はさすがに清掃されている。喧騒とゴミでうんざりしていたところなので、やっとホッとできた。

日本人の僧侶もいらっしゃった。

観光途中、新郎新婦の腕に結んでいるリボン?を取る儀式を行った。スマホを使って聖職者と繋ぎ、リボンをとる儀式を行った。新しい技術を使っての儀式と古いしきたりが混在するインド。

サルナートは有名なサリーの生産地らしく、製造直売の店にも立ち寄った。

サリーを織る展示。日本と一緒かな。

ここのサリーは市価よりずいぶん安いらしく、婿殿のご両親がお土産として購入していた。

仏教寺院の観光も終わり、次は市場に行くと言われた。

疲れもピークで喧騒もうんざりしており、市場で軽食を食べると言われていたが、お腹の調子もいまいち良くない。なので、市場観光を断りホテルで夕食をとることにした。

夫婦二人でレストラン初挑戦。今まで娘や婿殿が同伴してくれてたので、比較的辛くないものを注文できるか不安だった。レストランで、not vegetarian. little spicy recomendと言って注文したらなんとかパスできた。

レストランのレビュー用紙をもってきたので、マークシート式の所にチェックを入れていたが、ウェートレスが「私の名前とgoodと書いてくれ」と言われたので、そのままレビュー用紙に記入(笑)

混沌なインド旅行は続く。

 

 

 


2023年インド旅行#7(バラナシ:カーシー・ヴィシュワナート寺院)

2024-01-09 | インド旅行

結婚式終了後、観光でバラナシに移動。

娘に「次はどこに行くのか?」と聞いても「古い寺院がある都市」としか教えてくれない。観光にもあまり興味がないようで細かく聞いていないようだ。

車で4時間ほどかかって到着したのはバラナシ。

宿泊先は、Hotel Castillo。現代的な高層ホテルで1Fフロアにはケンタッキーもある。

あまり寝れず疲れもあったので、部屋で食事。オーダーも婿殿にお願いした。ようやくベジタリアン終了なので、肉が食える。バラナシは禁酒法はないので、メニューにアルコールもある。

インドのビール。炭酸は弱くアルコール度数は高いのを選んだがたいしたことはない。フルーティなフレーバー。

このホテルはトイレと浴室が別でよかった。

朝はレストランへ。7時から食事がとれると聞いていたが、7時ちょいすぎにレストランに行くと誰も客はいない。ビュッフェ方式だが料理は容器に入っていない。

コーヒーを頼んで料理ができるのを待っていると、女性客が来て「まだ料理ができていないのか?」と従業員を叱っていた(ようだ)

ここでようやく日本人らしき人を見た。パトナやvindhyachalでは日本人を見ることはなかった。

観光(参拝?)でカーシー・ヴィシュワナート寺院へ。どこに行くのか聞かされていなかったので、到着してはじめて寺院だと分かった。バラナシといえばガートだと思っていたので、予想が外れた。

婿殿は敬虔なヒンズー教徒ではなく、汚く人が多い寺院に行くのは嫌なので、ずいぶん前から両親に「行かない」と伝えていたようだ。婿殿の両親から娘に婿殿を説得してくれと頼まれたそうだが、できないと断ったそうだ。なので、婿殿不参加で寺院に行くことになった。

車を寺院近くに駐車して徒歩で寺院へ。

参道はとてつもなく人や車、オートバイ、人力車が多い。

婿殿の祖母は足が悪いので、車いすを押すサービスの人をその場で雇い寺院まで連れていった。祖母は「そんなものには乗らない」と抵抗されてたのが日本とは変わらないなぁと思った。

カーシー・ヴィシュワナート寺院にはすごい行列ができている。婿殿の叔父が警備をしている警察と知り合いなのか、行列をパスして中に入ることができた。行列を並んでいたら1日かけても中には入れないようだ。

行列をパスし、厳重なセキュリティゲートに到達すると、バッグは持ち込めないという。スマートフォンもダメらしい。婿殿の義兄がバッグを預かってロッカーを探し格納してくれたからなんとかパスできた。

スマホを持ち込んでいた人もいたが、どうやってあのセキュリティをパスしたのだろう。我々グループは誰ひとりとしてスマホを持ち込めなかった。

寺院の中に入ると、武装した警官もいる。猿や牛もいる。

寺院内は参拝する場所はいくつか点在しているが、黄金の塔の中にある聖域(聖水がある)ところが核心の場所らしい。大勢の人が並んでいたが、警察の先導で我々は行列をパスし、黄金の塔の中に入った。行列に並んでいたら、とても参拝はできなかっただろう。

ミルクが混ざった聖水の中に赤い花びらが浮いている。婿殿の父親は、その聖水に頭をつけようとして係員にどなられながら制止されていた。ヒンズー教徒にとっては、とても大切な場所であり、聖水なんだろうと思った。

はやく出るように促され、よく観察できず塔の外に出た。異教徒が入るような場所ではなかったのだろうと思われた。

水を撒いて掃除している人もいる。その汚水をモップで端によけているが、参拝者をきにせず汚水を動かしているから足は汚水だらけ。まぁ、汚いと聞いていたが、vindhyachalの寺院に比べたらまだマシだったかも

参拝も終わり、寺院の外に出た。外にでると相変わらず行列は長い。物乞いはたくさんよってくるし、オデコに塗料をつける人もよってくる。それらの人々は子供から老人まで。

クラクションと喧騒はどこまでも続く。


2023年インド旅行#6(結婚式)

2024-01-09 | インド旅行

寺院のゲストハウス(ホテル)で婿殿のご親族とご対面。

結婚式は近しい人しか招待しないらしい。

披露宴は親戚縁者友人、多数招待すると後から聞かされた。披露宴は新郎新婦が舞台に立ち、すべての招待者が列を作って挨拶し写真撮影するので、かなり時間がかかったそうだ。参加者の接待が不満と喧嘩騒動もあったとか。

ホテルで婿殿の姉夫婦、祖母、叔父とご挨拶。

寺院には歩いて移動と聞いていたが、車で移動。近いのに何故?と思っていたが、参道は参拝者や物乞いが多く、道路事情も混沌な状態にかわりなく、異国から来た我々に配慮されたのかもしれない。

寺院の入口。

中に入ったあと、はだしになり、靴は端っこに放置....。寺院を出る際に靴を探すのにかなり手間取った。嫁さんと娘の履物を確保してたら、寺院の係員に注意されたが、言葉が分からないので理由は不明。

寺院の一室に案内された。櫓が組んである。

櫓の横に参加者が座り、新郎新婦は櫓の中。聖職者は櫓近くに座り儀式が始まる。

ネズミが物陰から顔をだし、じゃれあっている。ネズミは神様のペットらしく駆除されることもないそうだ。

結婚式の途中でも、寺院の参拝者が部屋に入ってきて結婚式を見ていた。出入りは比較的自由らしい。

結婚式の〆として両家の名前が入ったポスターにサインをしていた。

そして、新郎新婦は参加者の足を触りながら挨拶をしていく。

概ね4時間程度の結婚式は終了。

ホテルに戻り食事をとっていたら、現地の子供が話しかけてきた。

10歳位の子だったが、英語もある程度できた。

日本のコイン(100円玉)をあげて、一緒に写真をとった。

(写真は残念ながら子供のスマホで撮ったのみ)

 

 


2023年インド旅行#5(patnaからvindhyachal)

2024-01-09 | インド旅行

結婚式はvindhyachalの寺院で執り行われる。

臨時雇いのドライバーさんの運転で、婿殿ご両親の車(トヨタのランクル)に乗って、8時間程度かかるそうだ。

インドの道路交通事情は最悪で、渋滞、ルール無用、クラクションと、日本人はまず運転できないだろう。インドの裕福層も自分で運転せずドライバーを雇っているみたいだ。ルール無用といっても一定のルールはあるようで

・クラクションと大声でコミュニケーション。

・車の鼻先を突っ込んだら優先権(当然歩行者優先はない)

道端は屋台や駐車車両がひしめく道路事情でも重大な事故を見ていない。混沌の中でも一定の秩序があるのだろう。

臨時雇いのドライバーさん、英語は理解できないが、礼儀正しく、我々の事をサポートしてくれた。長い時間拘束する条件にもかかわらず1日の賃金が1,000ルピーというのも驚いた。それでも高いほうらしい。

パトナの街中も渋滞しているが、郊外に出ても酷い。郊外でもクラクションと喧騒にルール無用。渋滞を回避するため抜け道に入る。

抜け道はレンガの家が建ち、昔ながらの生活をする人もいる。

牛糞を壁につけて乾燥させて燃料に使う。香草を混ぜて虫除けとしても使うそうだ。

牛糞がたくさんある環境でもさほど匂いは気にならない。乾燥牛糞の上に服や布を干しているのにも驚いた。

 

長い移動時間なので、ガソリンスタンドに寄り燃料を補給したりトイレを利用する。

舗装されていないガソリンスタンド。

インドの有名な映画「RRR」でも出てきた消防用のバケツ。映画では水だったが、ガソリンスタンドでは砂が入っていた。

バスは満員で、屋根にも人がのっている。

貧困層が乗る公共交通機関はどれも人が多く、電車も人が溢れている。

電車も指定席を使えばそれなりに快適なのかもしれない。婿殿の姉夫婦は電車でデリーからやってきた。

道中昼食をとることもなく、屋台でフルーツを買い車内でたべたり、ココナッツジュースを飲んだ。

ココナッツジュースは屋台で鉈を使って切ってストローを差込み飲む。

飲んだあと、鉈で実を割って果実を食べる。

 

渋滞はクラクションと大声で他のドライバーと調整し切り抜ける。

vindhyachalに到着したのは夜遅く。

今日は寺院のゲストハウスに宿泊。外見は綺麗なホテルだが、中は相変わらずのインドのホテル。

チャイのサービスがあった。チャイは素焼きの使い捨てカップで提供されることが多い。