一番頭を悩ませたプロッタ魚探の振動子。アームを買ってレールにつけるか、スルハルにするか。
スルハルにするつもりだったが、釣り仲間から、スカッパー使う手もあるよと教えてもらった。
ハンターカヤック2HPのスカッパーを確認したら、中央の黒いスカッパーカバーの所が、HE 601GP2の振動子のケースを外した状態でジャストフィットすることが分かった。
カヤックやスモールボートの世界では、ホンデックスでも地形図が入っていない小さなモデルが主流なようで、詳細地形図が入っているHE-601GP2を付けた情報がすくなかった。下位モデルにくらべ、振動子が若干大きく、通常サイズのスカッパーでは対応できないと書いてあったblogも見つけた。なので、スカッパー利用は諦めていたのだが、中央のスカッパーが大きくてよかった。ガーミンの振動子は試していないが、ガーミンでも良さげな感じだ。
スカッパーカバーに振動子アームを固定する。スカッパーカバーに振動子アーム(塩ビ管)を通す穴をあける必要があるが、釣り仲間からポリカーボネート板を加工してはどうかとアドバイスがあった。カヤックを売却する際に最初からついているパーツがあると良いという意味だろう。
さっそくポリカーボネート板を通販サイトで発注。ここのショップは希望したサイズで切って安く販売してくれる。
耐候性ポリカーボネート板(透明)
サイズ 220mm x 147mm 厚さ5mm
振動子はスカッパーカバーに固定する。振動子のアームはL字型ステンレス金具と塩ビ管、塩ビ管接手の、バルブ用ソケットと給水管エルボを組み合わせる。振動子とL字型ステンレス金具はインシュロックで固定。塩ビ管の長さを調節し、バルブソケットを塩ビ管に装着。給水管エルボは蓋の代わり。これで固定する。
ポリカ板にネジ穴をあけて、ホールソーでバルブソケットが通る穴をあける。ポリカ板にネジ穴をあける工程で失敗。
最初に採寸、穴をあける場所をマーキングし、全てのマーキングの穴をあけたが、設計通りに穴をあけるのは難しい(というか自分ができないだけ)ので、結局最後の方にあけた穴が、実際とりつけてみると、ズレてネジがはいらない。2個単位ごとくらいに穴をあけて、ネジで取り付け採寸、マーキングし、穴をあけるという工程にすればよかった。
長さを何度も調節した、スカッパーに塩ビアームの振動子を通し、ポリカ板の穴に挿入、給水バルブで固定。スカッパーカバーを取り付けて終了。
ちょうどスカッパーの底のくぼみにおさまっている。