Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル14号感想

2006年07月06日 | マンガ
「プルートウ」記憶を消去しても消えない記憶があるという。激しい憎悪、これこそロボットが人間に近づいた証しなのか。ゲジヒトが刑事ロボットにもどって以下次号。あのう、本筋をよろしく。アトム~。

「あんどーなつ」原作者がHPで作画にいちゃもんをつけたいわくつきのマンガです。さて、説明過多のご隠居さんの独白が長い長い。いつのまにかなっちゃんの祖母の役を振られた家元は今回がらりと顔が変わってしまいました。昭和35年の頃というと、病院出産のはしりでしょうか。私自身は自宅に産婆さんを呼んでの出産だったそうです。数年後の叔母の自宅出産も記憶にあります。助産婦さんから医師へという過渡期だったと思われます。古い資料を調べて病院の様子を書くのも大変でありましょう。そして、七夕に「どぶさらい」をするのが慣わしだとかいうので、前回まで存在しなかった「どぶ板」が描かれています。まことに絵師もたいへんであります。今どきどぶさらいとはなつかしい。このあたり、東京23区のはずなのにいまだに下水道がナイようです。

「イリヤッド」今回は中国が舞台とあってお料理は中華、エビの炒め物とチャーハンのようです。世界各地の伝説入り乱れておりまして、読んでるほうはやや混乱してきましたが、今回は中国の奇書と兄弟のエピソードがうまく結びついて、なかなか面白かったです。

「玄人のひとりごと」これ、カラーだからといってどうということもないような。倍南のダンナ、小さな幸せを求めてギャンブルのツキを逃すの巻。

「蔵人」観光ビザで入国していたクロード、このままではアメリカに帰らなくてはならないらしいです。しかし日本人と結婚すれば長期滞在が可能。せっちゃん、クロードに同情して結婚してしまうのか?酒造の息子はどうするのだ。

「アレルヤ」雨の中でバイオリンを弾いてるのがドキドキしますね!濡れないかと心配します。著名な指揮者が響に目を留めました。伝説のヴァイオリニスト『走人(ハシト)』のテクニックをもってるそうです。響の父かな。

「最強伝説黒沢」黒沢は再び立ち上がりました!しかし3発殴れば3発返される、敵の攻撃をかわせません。いかんせん多勢に無勢。そこへたたみかけるように「損得だけで生きて何になる....」という一連のセリフが熱い!!「オレガオレのヒーローであろう・・・という気持ちだろう・・・つまり・・矜持だろう・・・!」そしてついにホームレスたちが目覚める!!

「岳」山岳マンガといいますが、毎回毎回死体がでてくるんだわ、これ。

ネイサンズ国際ホットドッグ大会正式記録

2006年07月06日 | 大食い早食い
ネイサンズの正式な結果がでました。

Takeru Kobayashi 53.75
Joey Chestnut 52
Sonya Thomas 37
Patrick Bertoletti 34.25
Tim Janus 34
Chip Simpson 33
Rich LeFevre 28
Bob Shoudt 30
Badlands Booker 24
Patrick Philbin 23
Eric Denmark 22
Seaver Miller 22
Brian Subich 22
Crazy Legs Conti 21.33
Allen Goldstein 20.5
Robert Andersson 20
Hall Hunt 18
Kamil Hamersky18
Kenji Oguni 16
Jed Donahue 1

レベルが上がりましたね!16人が20本を越えてます!
小国君は19位でしたね。

小林君の6連覇の偉業は素晴らしいものでしたが、後に続く選手が切望されます。
アメリカの大食いが日本を越えたというかそんな感じの今年でした。


<記録についての補足>

最下位のジェド・ドナヒューが1本という結果なのはアクシデントとかでなく、意図してそれだけしか食べなかったということだそうです。
ジェドは予選では19.5本を食べており、ハラペーニョチャンピオンでもあります。
彼は水に浸していないネイサンズのホットドッグを食べたことがなかったので、12分かけて1本のホットドッグをおいしくいただくことにしたのです。ジェドは「本当に満足のいった経験」と述べていたとありますが、彼のために出場できなかったほかの選手たちのことを考えるとまったく納得できません。適切なコーチと安全なトレーニング知識、など彼の意見はそれなりに有意義であると思いますが、ここでそれはないだろうと。
2006 Nathan's Famous 4th of July Hot Dog Competition

プラカードでは54本だった小林尊君の記録が53と3/4本に訂正されたのは審判員クンツマンの判定によるものです。51本目を食べているとき小林君がげっぷとともにコップに口の中のホットドッグを出してしまい、それを指摘しました。小林君は手でそれを掬って口に戻しました。最終的にコップの中に幾分残っているのを確認したため1/4を記録から差し引きました。このとき横にいたチェスナットとベルトリッチも同時に指を差して小林君の行為を指摘していますが、そんなところを見ていないで、食べることに集中していたらもっと記録が伸びたのではないかとおもわないでもありません。
Champ can hold down dogs — and controversy