Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

少年ジャンプ34号感想

2006年07月24日 | マンガ
表紙は新連載「斬」です。
新人杉田尚先生の新連載ですが、昨年読みきり「斬」を掲載、その後読みきり「破天荒(漢気柱ネ)」を経て連載獲得というわけです。絵に進歩が見られず、現代日本で全ての男性と変わり者の女性が帯刀しているというむずかしい設定、セリフで全て説明しているので文字数が多い、線が細くてフリーハンドなのでいかにも弱弱しい、それを補うためか「ドン」「ズドッ」「ゴゴゴゴ」などの筆ペンで書いたと思しき擬音が多用されすぎまったく効果をあげていないなど、はっきり言って絵がヘタ。とてもプロのレベルとは思えず、クラブ活動なみといったところでした。
これで連載できるならと、自信をつけて漫画賞に応募する人が増えるのが期待できます。

「アイシールド21」雪光のインモーションで5ヤード前進、そして時計をとめる。ゆっくりではありますが進んでいます。阿含がヒル魔のことを『勝てなくても最後までガンバる、そんなタマじゃねえ』と考察していますが、何か気付いた模様です。勝てると見込んだから頑張ってるんでしょう、そりゃ~。一休がモン太の位置を想定して立っているのにそこを走り抜けていく。想定外!作戦が選手の能力を超えて戦術となるのでした。いやあ、熱いなあ。

「銀魂」犬なら乗っかってもいいんでしょうかね、ジャンプ的には。愛は大きさを越えるのか。でも妊娠したらメスのほうが小さすぎたりすると子供が大きくなりすぎてたいへんだと思いますが。ところで、ライオンのオスとトラのメスのハイブリッド・ライガーは両親にくらべてもとても大きく成長します。ライオンのメスには成長抑制因子があるのに、トラではメスにはそれがないため、巨大になるということでした。閑話休題。黒駒の勝男の親分がまた見られてうれしかったです。

「とらぶる」水泳の巻。以上。水の中に入って水着が脱げるとはなんとまあベタな。しかし股までゆるゆるを描くとは思いもよりませんでした。恥とか節操とかはもとよりないのでした。

「太臓もて王サーガ」ついに連載一周年で、キャラクター人気投票もやってもらえることになりました。ここのリストに出ていなくてもOKと、たいへん間口が広いので今から集計が心配です。お話のほうはお祭りでバカ騒ぎの後はみんなで花火見物となかなか楽しいものでした。矢射子の恋心にあいすも気付きましたね。本人が気付くのはいったいいつのことやら。宏海の「この変態唐辛子」とか、「世界史で金玉均習ったときも」というツッコミもさえてました。ところで、金正日の新夫人のお名前が「金玉(キムオク)」さんだそうですね。タイムリーだ・・・。

「オーバータイム」2回目は主人公と鷹見のやりとりに集中して筋がすっきりしていて、セリフもちょっと面白かったですよ。身体をのっとられた太朗くんはどうなるんでしょうね。もう元に戻れないってことはないやね(それはそれでいいかも)、時々入れ替わるのかな。

「ネウロ」ヤコちゃんの好物は「石板アイス」でした。ちょうど今日の「笑っていいとも」でコールドストーンクリーマリーのアイスベスト10をやってましたよ!タイムリーだわ。1位はマンゴーアイスだったかな。
HALはサッカーのテレビ中継を利用して電子ドラッグを拡散しております。サッカーなのに野球選手がバットでキック(?)、ホール・イン・ワン!ありえないスポーツに瞠目。ヤコちゃんはホットドッグにかぶりついていて、画面を見ていなくてほんとうによかった。

「みえるひと」打ち切りかと心配された一時期を乗り越えて連載50回。当初は不安定だった明神の顔も確立してきましたし、敵の登場人物にも性格付けがなされていてきちんと読ませます。敵のキャラがイイヤツだったりすると思い切りやっつけられないかもしれませんけど、そのへんどうでしょう。

「なぞの村雨くん」村雨くんが右手でバルトを押さえ込んでいたのに、右手でケータイを使ってるってことはもう手で押さえてないってことじゃない?眠らせてから連絡しても良かったんじゃないかな。(あ、観念して動くのをあきらめたのかも・・・。)
さて、花形満、じゃない楓君とツバキのほうは、銃で打ち合っているのにムダに口数の多いふたりだなあと。ネットに恥かしい映像をばら撒かれるより顔を見られた時点でスパイとして相当まずいと思いました。
そして鈴木とは別人と思わせていたQがやっぱり鈴木と同一人物でした。意外な正体が判明したのにこんなにガッカリしたのは初めてです。読者の意表をつくというのを取り違えてませんか。オッサンが若い男に化けるには顔の骨格だけでなく、体型とか皮膚感とか肉のつき方とか加齢臭だとかいろいろ変えなきゃいけないと思います。そもそも髪型同じでどうするんだって。

「勇者パーティ現る」赤塚賞準入選の作品掲載です。ギャグマンガとして成り立ってるしそこそこ面白く読めます。問題は題材がRPGだというところでしょうかね。ドラクエの発売日を待ちかねて行列し、強奪事件まで発生したあのころにくらべるとずいぶんゲームしてませんなあ。