おはようございます。
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写真1枚目、2枚目は朝一番の亀山行の列車を見送るJR月ケ瀬口駅のホーム、国鉄時代の名残の長いホームが2両編成の短い車体にはあまりにも持て余し気味な感じです。駅名からすると月ヶ瀬への玄関口となる駅でその看板もモームに掲げているのだが、路線バスは観梅シーズンのみと言うことで月ヶ瀬へのアクセスを為している駅とは言いにくい感じ。付近は山の中にある小さな駅だが、国道163号線にはニュータウンもあってこれから拓けてくるところだろう。ちなみにこの駅は映画『娚の一生』のロケ地にもなった所、映画を何気なく視ていたらいきなり自分(一人称)が自転車を立ち上げた駅前が出てきたのでびっくりポンだった。映画では特に舞台設定としての名前は出てなかったが、伊賀上野や南山城村を中心にロケが行われたとのことだった。さて、今回は各駅巡り関西本線非電化区間編、ここ月ケ瀬口駅から始めて行きたいと思います。
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月ケ瀬口駅からは国道を進まず線路の南側の旧道を行くことに。いきなりの急な上り坂、そこを上り切ると展示館となっている古い民家、更に先を進むとやがて写真4枚目にある京都府と三重県の県境となる場所へとたどり着く。ちなみに4枚目、5枚目は国道163号線にある境界の場所、味気ない表示の看板だけの国道に比べると、旧街道の方はやはりここで国を越えると言う神聖な気持ちにさせられる感じがする。しかし写真にもある通り、ここを越えた所で待ち受けるのが関所、その跡はここを先に進んだ薄暗い森の中にあり、そこを無事に通り過ぎると最後の写真にある下り坂の向こうに集落が見える場所へと至り着く。
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下り坂は国道163号線の交差点まで続き、そのまま国道を横切って更に旧街道を進んで行くと島ケ原の町並へと入って行く。ここは宿場町だったらしく、旧街道の雰囲気が漂う古い町並が一直線に続いていて木津川を渡る橋へとたどり着くが、はて、島ケ原駅はどこだ・・・その場所は本陣跡の横の道から民家を縫うように抜けて行った所にあった。国道からは広い道が分岐しているので分かりやすいが、旧街道を行っていると少しわかりにくいかも知れない。
この駅も映画のロケ地になった所、駅舎は時代を感じる造りでなかなか立派な感じ、無人駅なのでホームに入って行くとちょうど列車が到着していたので、その姿を写真に収める。ここも長いホームがあまりにももったいない感じしてならない、と言って今更それに似合うような車両が走るなんて期待もできない、ローカル情緒が漂うホームの風景はこのまま手を加えられることなくずっと続いていくのだろうか、それはそれでいいことかも知れない。
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旧街道は駅付近を通るため木津川沿いを大きく迂回して国道163号線へと戻る。この先で小さな峠をひとつ越えると目の前には伊賀上野の風景が広がってくる、霞んだ風景の先の小高い山の上にはこのあちのシンボルでもある伊賀上野城が見える。ここからは国道を離れて小さな集落を通り過ぎて鍵屋之辻へとたどり着くのが伊賀上野走りの定番コース、大きな古い石の道標がお出迎えしてくれます。
各駅巡りの目的地JR伊賀上野駅は伊賀鉄道西大手駅前の踏切から国道163号線を北へ進んだ所、この道は先の交差点で北へ向かう道は国道422号線となる。1キロ足らずほどの道のりで突き当りにあるJR伊賀上野駅へとたどり着く、JR線にとっての伊賀上野の玄関口となる駅だが市街地からは離れているので、どちらかと言えばローカル線の雰囲気が勝っている感じの駅である。有人駅でホームには入れないので、その雰囲気は表側から撮った写真でのお送りとしておきますが、この写真は前に伊賀鉄道を取り上げた時にも紹介していたか・・・。さて、次回はここから大和街道、国道25号線旧道を先へと進んで柘植方面を目指して行くことにします、そんなわけで今回は是にて終了としておきます。 まちみち
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写真1枚目、2枚目は朝一番の亀山行の列車を見送るJR月ケ瀬口駅のホーム、国鉄時代の名残の長いホームが2両編成の短い車体にはあまりにも持て余し気味な感じです。駅名からすると月ヶ瀬への玄関口となる駅でその看板もモームに掲げているのだが、路線バスは観梅シーズンのみと言うことで月ヶ瀬へのアクセスを為している駅とは言いにくい感じ。付近は山の中にある小さな駅だが、国道163号線にはニュータウンもあってこれから拓けてくるところだろう。ちなみにこの駅は映画『娚の一生』のロケ地にもなった所、映画を何気なく視ていたらいきなり自分(一人称)が自転車を立ち上げた駅前が出てきたのでびっくりポンだった。映画では特に舞台設定としての名前は出てなかったが、伊賀上野や南山城村を中心にロケが行われたとのことだった。さて、今回は各駅巡り関西本線非電化区間編、ここ月ケ瀬口駅から始めて行きたいと思います。
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月ケ瀬口駅からは国道を進まず線路の南側の旧道を行くことに。いきなりの急な上り坂、そこを上り切ると展示館となっている古い民家、更に先を進むとやがて写真4枚目にある京都府と三重県の県境となる場所へとたどり着く。ちなみに4枚目、5枚目は国道163号線にある境界の場所、味気ない表示の看板だけの国道に比べると、旧街道の方はやはりここで国を越えると言う神聖な気持ちにさせられる感じがする。しかし写真にもある通り、ここを越えた所で待ち受けるのが関所、その跡はここを先に進んだ薄暗い森の中にあり、そこを無事に通り過ぎると最後の写真にある下り坂の向こうに集落が見える場所へと至り着く。
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この駅も映画のロケ地になった所、駅舎は時代を感じる造りでなかなか立派な感じ、無人駅なのでホームに入って行くとちょうど列車が到着していたので、その姿を写真に収める。ここも長いホームがあまりにももったいない感じしてならない、と言って今更それに似合うような車両が走るなんて期待もできない、ローカル情緒が漂うホームの風景はこのまま手を加えられることなくずっと続いていくのだろうか、それはそれでいいことかも知れない。
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旧街道は駅付近を通るため木津川沿いを大きく迂回して国道163号線へと戻る。この先で小さな峠をひとつ越えると目の前には伊賀上野の風景が広がってくる、霞んだ風景の先の小高い山の上にはこのあちのシンボルでもある伊賀上野城が見える。ここからは国道を離れて小さな集落を通り過ぎて鍵屋之辻へとたどり着くのが伊賀上野走りの定番コース、大きな古い石の道標がお出迎えしてくれます。
各駅巡りの目的地JR伊賀上野駅は伊賀鉄道西大手駅前の踏切から国道163号線を北へ進んだ所、この道は先の交差点で北へ向かう道は国道422号線となる。1キロ足らずほどの道のりで突き当りにあるJR伊賀上野駅へとたどり着く、JR線にとっての伊賀上野の玄関口となる駅だが市街地からは離れているので、どちらかと言えばローカル線の雰囲気が勝っている感じの駅である。有人駅でホームには入れないので、その雰囲気は表側から撮った写真でのお送りとしておきますが、この写真は前に伊賀鉄道を取り上げた時にも紹介していたか・・・。さて、次回はここから大和街道、国道25号線旧道を先へと進んで柘植方面を目指して行くことにします、そんなわけで今回は是にて終了としておきます。 まちみち