おはようございます。
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JR関西本線非電化区間の各駅巡りをお送りしています、上の写真は前回の終わり、伊賀上野駅からは少し離れた所となる市の中心地の風景です。なぜ当時の国鉄(のその前身か)はここに線路を持って来なかったんだろう、と思いたくなるが、市の中心地は小高い丘になっている場所にあって線路を持ってくるのはしんどかったのだろう、と勝手に思い込んでさて、先へと進んで行くことにしましょう。
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国道25号線と言っても一般的に知られているのは名阪国道の方、自転車で走れる国道は旧道となる道で上野の中心地を抜けると田園風家の中を進んで行く。途中からは国道を離れて大和街道に入ると、風景は旧街道の雰囲気が漂ってくる町並を通り抜けて行く、多分宿場町であった所だろう。次に目指す佐那具駅はその町並から離れた所、柘植川に架かる石橋を渡った向こう側にある。懐かしい感じのする横幅の長い木造の駅舎、駅員さんがいたので中には入れなかったので、駅舎の脇からホームの様子を写真に撮る。列車に乗っている時は特にそう感じないが、こうやって外から駅を見てみるとその構内の広さを改めて知ることになる、やはりこれも国鉄の面影を残しているからだろう。付近は宿場町だったので往時は多くの人で賑わったことなのだろう、しかし国鉄がJRへと変わり合理化で駅業務も委託化され、昔懐かしの重厚な感じのあったディーゼル車両も2両編成の軽い車両にとって代わられ、広い構内も長いホームも持て余し気味になってしまっている。古い駅舎はそんな時の流れをずっと変わらず見守ってきていると言ったところだろうか。
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国道25号線へと戻ると車の流れが多く、さっきまでの古い駅や旧街道の宿場町の雰囲気もガラリと変わってしまう。ただ周辺の田園風景はずっとそのままで、いつの間にか国道はJRの線路を左側真横に見ながら走ることになる。その先にあるのが次の新堂駅、国道側は整備された感じの小さなロータリーがあり、駅舎はなく跨線橋を渡ってホームにたどり着くことができる。駅舎は国道とは反対側、集落側にあるが写真を見てもお分かりの通り、古ぼけたいい雰囲気の駅舎なのにもうただの小屋と化している、言わば雨宿り用と言った感じである。おや、こんな所にニャンコさんが独り、姿勢を低くして近づいて行くと体をゴロンとさせてお腹を見せてくれています、こちらの存在など全く気にしない感じでリラックスしている様子です。
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国道25号線は少しずつ緩やかに上りになっていて、目の前には高い山が立ちはだかってくる、いよいよ伊賀の風景からお別れする時が近づいてきていると言う感じ。その前にもう一駅巡って行かなければならないが、前に一度ここを走った時にはその駅がどこにあるのか分からなかった。国道を離れて旧街道へと入り、古い町並の中を通り過ぎて行く、町の中心となる所を走っているのだからそろそろ駅と出会えてもいいはずなのだが、その駅が現れる気配がない。しばらく走ると旧街道の町並ももう終わる所となるが、その一角にある交差点を左に曲がり坂道をせっせと上って行くと、やっとの思いでJR柘植駅にたどり着く。
町からは遠く離れた小高い場所にあって趣のある古い感じの木造の駅舎、ここはJR草津線が分岐していてそちらは電化なので、この辺りではこの路線には似合わない架線の列が並ぶ風景が見られる。ホームには関西本線のディーゼル車両と草津線の電車がホームをはさんで並んで停まっている、電化と非電化と分かれてしまった今となってはどうしてもその差を感じないわけでもないが、関西本線のほうはこの区間は電化をする気はない感じだ。電化してもっと便利になってほしいと思っても、お客さんも便数も増えることがないからメリットがない面もあるのだろう、まあ長らくこの状態で来ているわけだからそれはそれでいいかも知れない。
さて、JR関西本線はここから厳しい山越えが始まる、国道25号線もそれに合わせて山を越えることになるがそこは悪評名高いあの区間。本能寺の変の後、徳川家康の一行は命からがらにこの山を越えたのであろう、フラフラボロボロになりながらの帰還・・・とまでは大河ドラマほどではないが、次回はいよいよこのシリーズの最終回としてその山越えと残りの駅を巡って行くこととします、今回もお付き合いのほど、ありがとうございました。 まちみち
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JR関西本線非電化区間の各駅巡りをお送りしています、上の写真は前回の終わり、伊賀上野駅からは少し離れた所となる市の中心地の風景です。なぜ当時の国鉄(のその前身か)はここに線路を持って来なかったんだろう、と思いたくなるが、市の中心地は小高い丘になっている場所にあって線路を持ってくるのはしんどかったのだろう、と勝手に思い込んでさて、先へと進んで行くことにしましょう。
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国道25号線と言っても一般的に知られているのは名阪国道の方、自転車で走れる国道は旧道となる道で上野の中心地を抜けると田園風家の中を進んで行く。途中からは国道を離れて大和街道に入ると、風景は旧街道の雰囲気が漂ってくる町並を通り抜けて行く、多分宿場町であった所だろう。次に目指す佐那具駅はその町並から離れた所、柘植川に架かる石橋を渡った向こう側にある。懐かしい感じのする横幅の長い木造の駅舎、駅員さんがいたので中には入れなかったので、駅舎の脇からホームの様子を写真に撮る。列車に乗っている時は特にそう感じないが、こうやって外から駅を見てみるとその構内の広さを改めて知ることになる、やはりこれも国鉄の面影を残しているからだろう。付近は宿場町だったので往時は多くの人で賑わったことなのだろう、しかし国鉄がJRへと変わり合理化で駅業務も委託化され、昔懐かしの重厚な感じのあったディーゼル車両も2両編成の軽い車両にとって代わられ、広い構内も長いホームも持て余し気味になってしまっている。古い駅舎はそんな時の流れをずっと変わらず見守ってきていると言ったところだろうか。
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国道25号線へと戻ると車の流れが多く、さっきまでの古い駅や旧街道の宿場町の雰囲気もガラリと変わってしまう。ただ周辺の田園風景はずっとそのままで、いつの間にか国道はJRの線路を左側真横に見ながら走ることになる。その先にあるのが次の新堂駅、国道側は整備された感じの小さなロータリーがあり、駅舎はなく跨線橋を渡ってホームにたどり着くことができる。駅舎は国道とは反対側、集落側にあるが写真を見てもお分かりの通り、古ぼけたいい雰囲気の駅舎なのにもうただの小屋と化している、言わば雨宿り用と言った感じである。おや、こんな所にニャンコさんが独り、姿勢を低くして近づいて行くと体をゴロンとさせてお腹を見せてくれています、こちらの存在など全く気にしない感じでリラックスしている様子です。
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町からは遠く離れた小高い場所にあって趣のある古い感じの木造の駅舎、ここはJR草津線が分岐していてそちらは電化なので、この辺りではこの路線には似合わない架線の列が並ぶ風景が見られる。ホームには関西本線のディーゼル車両と草津線の電車がホームをはさんで並んで停まっている、電化と非電化と分かれてしまった今となってはどうしてもその差を感じないわけでもないが、関西本線のほうはこの区間は電化をする気はない感じだ。電化してもっと便利になってほしいと思っても、お客さんも便数も増えることがないからメリットがない面もあるのだろう、まあ長らくこの状態で来ているわけだからそれはそれでいいかも知れない。
さて、JR関西本線はここから厳しい山越えが始まる、国道25号線もそれに合わせて山を越えることになるがそこは悪評名高いあの区間。本能寺の変の後、徳川家康の一行は命からがらにこの山を越えたのであろう、フラフラボロボロになりながらの帰還・・・とまでは大河ドラマほどではないが、次回はいよいよこのシリーズの最終回としてその山越えと残りの駅を巡って行くこととします、今回もお付き合いのほど、ありがとうございました。 まちみち