まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.782 大和郡山城

2017-07-23 23:19:24 | ふうけい
おはようございます。













ここではもう何度も見たことのある風景の写真を貼ったのですが、今回のテーマは近鉄電車ではなくその後ろに写っている大和郡山城、いままで何度もやって来ては写真に撮っている所ですが城門の中に入ったことはほとんどありませんでした、何でかって?それはもう少し後の話としておきましょう。
大和郡山市はこれももう何度もここでお伝えしたことがあるのでお馴染みの所だと思います。この市には意外な日本一があります、金魚、と言いたいところだがそれは別に意外でもないし日本一の座は愛知県のどっかに持って行かれている、何かと言うと市の名前、「やまとこおりやま」は四国中央市と並んで日本で一番長い市名だとか、ホンマどうでもいいことで日本一です、どうせなら高校野球ででも日本一になってくれればとも思うのですが。この地の有名人と言えば巨人の亀井義行、NHK『ニュースチェック11』の三宅惇子、鉄チャン南田裕介マネージャーなど、「君がいた夏は~♪」でお馴染みのJITTERIN'JINNもそうやったんや、知らんかった、甲子園ではもうお馴染みのこの応援歌、でも自分(一人称)は映画『ラブコン』で

「大谷のことめっちゃ好きや~」「冗談やめろや~」

のやりとり、夏祭りのシーンでこの曲がかかっていたのが印象に残っている。奈良県の中では産業が盛んで人口密度も高く奈良盆地の中心にあって県内でも重要な位置にあると言ってもいい大和郡山市、その地の支えともなっているのが大和郡山城、いつもは電車が走る風景でしか紹介できなかった所がどんな所なのか行ってみることとしましょう。










と言うことで城門を入ってからの写真を並べてみたのだが、これだけではよく分からない、まあ中へ入ってみてまず一言で言ってしまえば何もありません。写真6枚目にある石垣が天守閣があった場所だと思うが、ここにどれだけの規模の天守閣があったのかは予想につかない。実はここには前にも何度か来たことがあったが何もないことは知っていた、だからここには来る気がならなかったわけである、要は表から見るだけで充分な所と言うわけなのです。写真5枚目にあるのは城内にある城址会館、旧奈良県立図書館でお城とはあまり関係のない建物、元は興福寺にあったものが移設されたわけだが、今ある櫓が復元されるまではこの建物が石垣の上に建っているのが見えていたので、子供の頃はこの建物がお城の天守閣だと思っていた。まあ奈良県内には天守閣が残っているお城がないので無理もないが、国鉄(当時)の特急にしても空港にしても、ないものにコンプレックスを持ってしまうのは仕方のないこと、だから子供の頃はよくお城のプラモデルを作りまくっていた。松山城、小倉城、小田原城・・・いろいろと作りまくって置く場所がなくなったのでさかさまにして天井に貼り付けたら、重みで落ちてしまってバラバラになってしまった、それ以来プラモデルを作るのはやめた。








実際のお城を見たのは大阪城が初めて、まだその頃は環状線に大阪城公園駅はなく森ノ宮駅で下りたのだが、駅を下りてすぐ目の前の立派なお城を見た時、大和郡山城に騙されたと思った。見様によればお城にも見えなくない図書館の建物がお城の基準になってしまっていたわけだが、大阪城と比べると月とスッポン、桜とペンペン草みたいなもの、それ以来奈良にお城はないものだと思うことにしていた。まあ小学生の頃の悲しい思い出だし、大和郡山城も今は櫓が復元されて何とか格好はついているからそれはそれで良しとしておきましょう。大和郡山市にはこの城以外にも筒井城や片桐城、奈良市になるが辰市城などここに天守閣があったんかと言いたくなりそうなほどのペンペン草なお城が点在しているし、天守閣がなくても自治で城の機能を備えたと言う環濠集落も多くある、それだけこの町が歴史の流れに翻弄されてきたと言うことでしょう。このブログではこれまでも何度か大和郡山市を紹介してきましたがだいたいがお城の周辺、市の中心部と言った辺り、そんなわけで毎日当たり前のように何気なく走っている大和郡山をチョイと掘り下げてみたいと思います。まあ近場だからテーマ探しに手っ取り早い所だし手抜きしてるんやろ~なんて思わないでね、次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。          まちみち

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