まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1714 平城京六条東三坊界隈

2022-02-14 10:35:30 | 
よろしくお願いします。























1月23日、この日は朝からどんよりと曇り昼頃からは雨が降る予報。前日京都巨椋池周辺を走ってきてこの日は自宅でまったりとしていたわけですが、表がやけに賑やか、そうか!今日は大安寺の笹酒祭りの日だった。雨が降らないうちに買い物へと近くのスーパーに行くと朝早くから駐車場には車が多い、それもそのはず、この日は笹酒祭りに来た人たちのために駐車場が解放されていた。近鉄、JR奈良駅からは山門前まで臨時のバスが運行され例年たくさんの人が訪れるのですが、昨今の感染症禍のこともあって境内の方はいろいろ規制もされているようです。買い物も終わって寒いし雨も降りそうだし、家でゆっくりまったりとテレビでもみていようか・・・と思ったのですが、表の雰囲気に押されるような感じで界隈を歩き回ることとしました。まあ祭りには行かないですけどね、お酒は飲めないし賑やかな場所は苦手ですからね、まあ町の雰囲気を感じながらチョイ歩きと行きましょう。















歩き回ったのは大安寺の旧境内と呼ばれている所、一番上の写真にある平城京の模型図の赤枠で囲んだところが大安寺。かなり広い区域が寺院となっているがそれはこの頃の話、都が奈良から離れてからは火災や落雷、地震や他寺の勢力にも押されて衰退していく一方。現在は小さな寺院とその南側に遺構が残るだけで、旧境内は古い町並が軒を連ねる住宅地となっている。今回はその町並をふらりと歩いて気ままに写真を撮ったわけだが・・・そう言えば前に怪我で仕事を休んでいた時にこんな感じで町並を写真を撮りながら歩いたなあ~、まあ嫌な思い出は忘れたいからその時の写真は使わないことにして、町並再発見を続けて行くとしよう。
















大安寺の山門前はたくさんの人で賑わっていた、警備員が出ていて交通整理をしているし、隣の駐車場では奈良交通の臨時バスが交代で出入りしている。まあ祭りには興味のない自分(一人称)はここを素通りして寺院の南側にある森の中へ、そこにあるのは元石清水八幡宮、かつては大安寺の鎮守宮だった神社は森の中にひっそりとたたずんでいる。森を抜けると寺院の遺構である東西の七重塔の台座が残っている所へと出る、塔があったのは一番上にある写真の模型図でも確認できる。昨今は当時の面影を取り戻すように大安寺もいろいろと手を尽くしているようだが、さすがにこの塔が再建されることはなさそう、もしできてしまうとここから若草山を見ることもできなくなってしまいますからね。そう言えば昨夜は若草山の山焼き、夕方に花火の音がバンバンと聞こえていたが夕方は寒いしたまに焦げた臭いもしてくるので見る気はしなかった。焼けた後の山肌はスッキリした感じ、でも例年は山焼きは1月の最終週じゃなかったな・・・と思って調べてみると、1月の第4土曜日に行われることになっているとか。今年は元日が土曜日だったからこの日程になったわけか、山焼き→大安寺笹酒祭りのコラボレーションはまたしばらくなさそうです。さあ、そろそろ雨が降ってきそう、早く家に戻ることにしよう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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