まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

第7回 枚方宿

2015-01-12 22:42:21 | まち
休みの日の朝、走りたいのにまだどこへ行こうか決まってない。京都、大津、堺、明日香・・・そんな中で適度な距離が走れて適度に坂が上れて見所のある所、で選んだのが枚方。今回は枚方宿を走ってみようと思います。

奈良から枚方へは一般的には国道168号線を使うのが一番早く行ける。南田原の交差点から北へ向かい国道163号線との交差点を過ぎるとすぐに大阪府交野市に入る。ここからは下り坂、カーブが連続していてしかも車も多いので結構怖い。私市からは旧街道に入りJR学研都市線、第2京阪を過ぎると京阪交野市駅に近い砂子坂。
しかしこの経路で行くには少々味気ない気も、と言うことで南田原交差点から進路を西に向け阪奈道路越えのルートを選ぶ。阪奈道路の生駒山上登山口まではずーっと上り、結構きつい。登山口を過ぎると一気の下り、途中から旧道に入るがこの辺りも急な下りで怖い怖い!坂を下りきった所が中垣内の国道170号線の交差点。この国道170号線は東高野街道で、この道を北に向けて走ると四條畷、寝屋川と抜けて交野の砂子坂にたどり着く。


(私市界隈)


(阪奈道路、生駒山上登山口)

砂子坂からは天の川沿いの国道168号線を北へ、国道1号線天野川交差点、禁野橋を過ぎると京阪枚方市駅はもう近い。駅周辺は人も車も多くて活気がある。駅の北側へ出て少し行くと細い道が交差している。右へ進路を向けるとすぐに天の川に突き当たる。ここが枚方宿の東見附、と言うことでこの細い道が京街道である。
折り返して今来た道を戻り交差点を渡ると駅前の裏通りっぽい所を走り大きな道標に差し掛かる。ここが宗佐の辻で磐船街道との分岐点。駅の真下なので人通りが多く賑やかだ。信号を渡ると旧街道の雰囲気が漂う町並みが京阪枚方公園駅近くまで続く。常夜灯や道標、寺院の他、今風のショップや飲食店もあり、細い道だが人の往来が多い。この界隈では月1回フリーマーケットが開かれるので、その時に行ったら走らせてもらえない。枚方宿鍵屋資料館を過ぎると西見附、宿場町はこの辺りで終わりだが、京街道はこの先も旧街道の雰囲気を残して続いていく。





さて、そろそろ奈良へ帰るとしよう。国道168号線の来た道を戻るのもいいけど、今回は津田から京田辺を経由して帰るルートを選ぶ。禁野橋の交差点を左に曲がり橋を渡ると長い坂道、それを上り終えると右へ分岐する細い方の道を走る。この道が田辺街道で北を通る国道307号線と並行するように進んでいる。その国道307号線とはJR学研都市線を越えた津田本町で合流、第2京阪の下を過ぎて杉交差点で国道と分かれ右の道へ進む。道はだんだん上りに差し掛かっていく。
氷室交差点からは京田辺方面の方へは行かずまっすぐ進む。山に入っていくが路面はあまり良くなくトラックが多く砂煙が舞っている。坂を上りきると京都府京田辺市に入る。山の中の下り道はカーブの連続で注意が必要、やがて普賢寺の集落にたどり着いてホッと一息。この先でT字の分岐点、右は生駒へ、左は京田辺へ。自分(一人称)は両方走ったことあるが、生駒方面は地獄の上り坂、京田辺方面はこの先三山木まで平坦だが奈良へ帰るには遠回り。さて、どちらの道を選ぶのか?ここは思案のしどころやの~   まちみち

最新の画像もっと見る

コメントを投稿