まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1138 芸予の旅(4)・・・岡村島

2019-05-29 10:45:32 | 瀬戸内
おはようございます。














芸予の旅は大崎上島明石港からフェリーに乗って大崎下島小長港へとたどり着きました、フェリーのデッキの上では3つに連なる島を眺めながら、これからここを走るんたな~、と気持ちを固めていました。小長港で下船してまずは島のメインルートを北へと進んで最初に渡るのが平羅橋、安芸灘とびしま海道のルート上にあり呉からは数えて5番目の橋は斜張橋のミニ版と言った感じの造り、ここを渡ると平羅島へと入る。そのまま島内を貫く道を走り続けると次の中の瀬戸大橋へと差し掛かる、さっきフェリーでくぐったのはこの橋だった、ここを渡ると中ノ島、ここも島唯一となる道を進んで行って間もなく岡村大橋へとたどり着く。大崎下島を出てからは3本目の橋、島を2つ通り過ぎてきたがそれもほんの数分の間の出来事、そしてこの岡村大橋を渡っている途中で広島県から愛媛県へと入る、今治をスタートして海の上で広島県に入ったわけだが今度は橋の上で再び愛媛県に戻ってきたことになった。ここまで渡って来た2つの島は人が住んでいる雰囲気がなかったが、最後の島となる岡村島は下に道が通っていて人も済んでいそうな感じ、この島には久しぶりの来訪となります、行ってみることとしましょう。











島へと入り外周道路をまず右へと曲がる、大阪環状線で言うと外回りとなるコースで島を巡って行く、一応舗装はされた道だが部分的にはでこぼこしている部分もあってあまり走りは快適とはいかない、そして島の北の部分は民家もなく人の気配が全くなくて走っていても寂しい気分になってくる。それでも瀬戸の風景はなかなかなもの、海の向こうにはさっきまで走っていた大崎上島が見えている、しかし寂しい雰囲気は変わらないまま、何とか早く人の雰囲気がある所へとたどり着きたい。島の一番北の部分を通り過ぎて走りの方向が変わると風景も変わってくる、海の向こうの方に見えているのは来島海峡大橋か、その前にはいくつかの島影が見えている、一番近くに見えている大きな島は岡村島から近い所にある小大下島か。橋を下りてからここまでは道路番号のない町道だったが島の一番東に近い所からは県道177号線となる、この道が島の外周ではないのが県道に設定されているのが大下島、小大下島からと島を渡って続いているから、海を渡って中途半端な場所から県道となる。この辺りから人の住んでいる雰囲気がありそうな場所へと入って行く、やっとと言う感じだが港町の雰囲気が漂う辺りからしてここが島の中心部と言ったところか。















岡村港へとたどり着く、以前は離島の端っこにある四国への玄関口だったが安芸灘とびしま街道が開通して、大三島までの航路も確保されて瀬戸内の自転車旅には欠かせない中継ポイントの港となった。自分(一人称)は前に今治港からフェリーでこの港に下り立ったことがある、その時は結構な雨で岡村島から大崎下島、大崎上島を経由して竹原まで、ずっと雨の中を泣きそうになりながら走ったのだった、まあ泣きそうになりながらも御手洗と木江の町並巡りは欠かさなかったわけだが。その岡村港も自転車の聖地の仲間入りして、港の前の道路にはしまなみ海道にも引かれているブルーのラインが引かれている、このラインにある地名と距離からすると安芸灘とびしま海道のスタートラインがここになると言うことか。でもこの場所、ここで海道が終わってしまうには何とも中途半端な場所って感じが否めないんだよなあ、出来ればここからもっと先へ伸ばしてほしい気もするのだが、あるとすれば島の北側から大崎上島へ行くか、島の東側から小大下島、大下島を経由して大三島まで至るか・・・でも架橋が実現するとフェリーが廃止される可能性もあるんだよなあ、まあ実現までにはまだ時間がかかりそうだから、それまでは楽しめるだけ瀬戸内の旅を楽しむこととしておきましょう。さて、岡村島を一周して再び岡村大橋へと戻って来ました、海の向こうには御手洗の町並も微かに見えている、この後はその町並へと向かって行きたいと思いますがその話はまた次回に手と言うことで、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち



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