まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1137 春の山の辺の道を行く

2019-05-28 08:30:25 | チョイ走
おはようございます。














4月から5月にかけては万葉歌碑を巡って奈良県内をいろいろと巡ったわけですが、その中でも万葉の地と言えば山の辺の道、休日の午前に天理を巡った話は何回か前に紹介したのですが、その続きで天理市部分を走った話を今回と次回の2回にかけて、桜井市部分を走った記録を1枠設けて計3回でお送りしてみようと思います。日本最古の道として有名な山の辺の道、何度か走ったことがあるしここでも取り上げたことがありました、4月の休日はほんのチョイ走りで天理までやってきて、それなら山の辺の道まで足を伸ばしてみようかと思って来た次第です。天理駅から市役所前、本部前を過ぎて石上神宮へ、そう言えば去年ある書類をもらいに天理市役所に来たのはあの地震の日だった、雨上がりで6月にしては涼しい朝だったが、走っている時は余震が気になって仕方なかった。近くをヘリがパラパラと轟音をあげて飛んでいた、大きな余震はなかったものの亡くなった方がおられたのは気の毒としか言いようがない、何しろ長い間来なければもう永遠に来ないものだと言う安心感みたいな油断がつきまとっていますからね。そんなことを思い出しながら市役所の前を通り過ぎて石上神宮へ、ちょうど桜の時期で神宮界隈はお花見の人でいっぱい、参道には出店もあって賑やかだ。その南側の集落から山の辺の道へと入る、起伏のある道は国道25号線の下を通り過ぎて写真下2枚にある内山永久寺跡へとたどり着く、ここも桜が満開で人がいっぱい、その中をちょっと空気を読めない感じで相棒君を駆って通り抜けて行ったわけですが・・・










人気がなくなった森の中に入り未舗装の上り坂、ここは急だったので相棒君を押し歩きで進んで行く、ハイキングやウォーキングにはいい季節とは言えこの辺りは全く人の姿を見かけない。森の中の未舗装の道は結構標高の高い所を通っていて、しばらく走っていると今度は石畳の急な下り坂が現れる、さすがにここは乗って走ることはできず再び押し歩き、やっと舗装されたすんなりと走ることができる道へと出る。この辺りで5~6人の大学生らしき男女のグループとすれ違った、山の辺の道を歩いてきたのだろう、ちょうどこの後自分(一人称)が進んできた所を道標に沿って逆に上って行こうとしていたが、そのうちの一人が「ここ行ったらいしがみ神宮に行けるで~」と調子よく言っていた。ちょっと待~て~!!、「いしがみ」って何や、いしがみって、石上神宮は「isonokami」って読むんやで~って地元の人しか分からないか、この読み方は。

















山の辺の道を先へと進んで行くと夜都伎神社前へとたどり着き、この先は前にもここでお伝えしたことがある区間へと差し掛かって行く。乙木町の旧街道の雰囲気が漂う町並を抜けて展望が開けた道へと出て間もなく竹内環濠集落の入口にある集積場前へ、春の陽気とは言えここまで山をひとつ越えているのでここでチョイとブレイク、山の辺の道の先の方を見ると畑の真ん中が鮮やかな黄色一色となっている。そこは一面の菜の花畑、ウォーキングの人たちもここで足を止めてカメラを向けている、うん、いい風景ですねえ~、二上山や大和三山がうすぼんやりと見えていて鮮やかな黄色がいい演出を為してくれている・・・って何やあ!!!、向かいの畑に立っているのは、写真下3枚目にある2体の案山子、あまりにもミスマッチ過ぎる風景、怖すぎる・・・。さあ、続きは次回としておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち




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