まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1678 吉野川分水巡り支線水路

2021-11-25 10:20:15 | 吉野川分水
よろしくお願いします。


吉野川分水巡りは東西の幹線水路巡りが終わりました、西部幹線は御所市から葛城市を経て香芝市の円形分水工まで、東部幹線は高取町、明日香村、桜井市、天理市を経て大和郡山市まで至りました。



これまでここで使ってきた地図では、東西分水工からY字に分かれている赤色の路線が今まで巡ってきた水路に当たります。そして今回からは支線巡り、上の地図で言えば赤枠の線になった部分の水路を巡って行くこととなるのですが、この地図ではあまりにも抽象的ですねえ。




そんなわけで支線水路の頼りとなったのが上の地図、最初の地図の赤枠で示された路線がこの地図では青い線で細かく示されています。ただ、それでもイマイチ分かりにくいんだよなあ、道路、鉄道、河川が記されていて位置関係はまあまあ分かるのだが、水路はほとんどが地下を通っていて姿を見せてくれていない、あとは地図に倣ってここを通っているのだろうと予測しながら巡って行くのが常となりました。


そんな見えない水路の捜査・・・って言うほど大げさなものでもないのですが・・・の時に頼りになるのが田園風景の中や川や池の近くで見かける石造りの四角い塊↓↓↓











よく見かける施設は農業用水に関わるものだと言うことは分かっていましたが、所々には「大迫ダム(川上村)から○○キロ」と書かれた表示が掲げられていたり、写真下2枚目にあるように「○○工区・・・」と書かれた黒色の表示があったりで、それが吉野川分水に関係あるものだと言うことを知りました。内部には水管が通っていて周辺の田畑に水を供給しているのだろう、巡りをしている時も地図を頼りに進んで行くたびに見かけるので、重要な指標となりました。上の写真にあるのはほんの一部で、各地にいろいろな形で点在しているのですが、ここでは一括して「分水槽」としてお送りしていこうと思います。


もうひとつ、大きな頼りとなってくれているのがこれ↓↓↓















幹線水路巡りでも頼りになってくれたマンホール、分水槽のない区間や民家が集中している町中、幹線道路などで見かけることができました。その種類もいろいろあって「吉野川分水」、「大和平野」、「農」・・・多分農水省を略している表示だと思う・・・などの表示が指標となりました。その他にも「奈良県」や「県営水道」、「水」など、それっぽい表示のものもルート上にあったら多分吉野川分水に関係あるものだろうと思って写真に撮ってはいるのですが、こちらに関してはイマイチ確証は在りません。特に「県営水道」表示のマンホールは地図のルート上ではない場所でもよく見かけるものなので、一般的な水道管のマンホールなのかも知れません。それでも地図を頼りに走っていると、狙ったかのように現れるマンホール、分水槽と合わせて点が線につながってくれたかのような思いにさせられました。




ここではこれからの巡りに上に表示した地図を利用していこうと思います、先に示した大きな地図でもいいのですが、一部文字がかぶっている所もありますからね、とは言ってもこちらの地図もちょっと見にくい箇所はあるのですが。ただここまでお伝えしてきた地図や分水槽、マンホールだけですべての水路がはっきりと巡れるなんてまあないこと、ある程度のルートはつかめても、実際にはなかなかそううまくは行かない、ほんの近くで隣り合う分水槽でも違う支線水路だったと言うのも度々あることだし、地図通り走っても分須相もマンホールも見つけることができないこともありました。





このような表示があれば分かりやすい、まあ2枚目、3枚目の表示にある奈良県営水道管を自分(一人称)が勝手に吉野川分水と解釈しているだけですが、でも幹線水路が国営と来ると次は県営ですからね、まず間違いはないと思っています。1枚目にある看板も吉野川分水に関する看板なのですが、水路が通っている所ではよく見かけます。ただ気になるのはこの看板、一番目立たなければならないはずの吉野川分水の文字が、どこも薄くなっていてわざと消されているような感じの所もある、あまり水路のことに触れられたくないのでしょうか???









これらも水路巡りの役に立つものとなっています、まあさっきも書いた通りもしかしたら吉野川分水に関係ないものもあるかも知れませんが、地図上のラインにあるのならそうだと自分(一人称)で決めつけているだけですが。これからはこのように姿の見えない水路を追って行くので、「・・・だろう」とか「・・・かも知れない」と言った表現が多くなります。もしかしたら農業関係の人たちからしたらあまり触れられたくないかも知れないですが、この巡りはあくまでも自分(一人称)の趣味趣向で始めたことです、罪にならない程度で行っていくつもりです。
そんなわけで次回から始めていきます吉野川分水支線水路巡り、上に貼った地図では県内平野部の至る所を水路が網羅しています。それらをすべて詳しく追うことはできないので仮定や仮説を並べてのお伝えとなりますが、またまた長い巡りとなることとなります、引き続きお付き合い願えたらありがたいことです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち







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