ヨシゴイくんが餌場から巣に戻ってくると、ひなたちが急にざわつき始めます。
写真の左が親鳥で右がひなです。
ヨシゴイの給餌を観察していると、餌の受け渡しは、どうもひなのクチバシが親鳥のクチバシをはさむような形で行われているようです。
ひなはよほどお腹が空いていたせいかどうかはわかりませんが、クチバシで親鳥の頭をはさんだりもしています。
給餌が終わって、親鳥が飛び立とうとしているところです。親鳥の背中と翼との間からひなの可愛い顔が垣間見れます。
先日、松の枝にとまって羽繕いをしているアオサギさんを見かけました。
アオサギは日本で繁殖するサギの仲間の中では最も大きな鳥です。青みがかった灰色の羽毛で覆われているのでアオサギと呼ばれれています。
ふだんは河原や水田でよく見かけますが、手入れが行き届いた松の枝にとまっていると、何だかいつもより格調高く見え、絵になる風景です。
頭に黒い2本の冠羽があり、チャームポイントになっています。
サギたちのコロニーにはゴイサギもいます。
成鳥とはあまりにみかけが違うので最初は別の種類の鳥なのかと思ってしまうほどです。
ちなみに成鳥の色彩になるまでに3年ほどかかるそうです。
他のサギたちが活発に活動している中、日中は木のしげみなどで休憩しています。
ヨシゴイは自分の身に危険を感じると上を見上げて首と体を大きく伸ばし、自らの姿をヨシに見せかける擬態をします。
ヨシの茎にしがみついている姿はまるで忍者のようです。
首を伸ばしているヨシゴイもなんだかひょうきんな感じで可愛いですね。