










コウノトリはどうも電信柱のてっぺんが好きな様です。

カワガラスは名前にカラスがついていますが、決してカラスの仲間ではありません。羽色がカラスに似ていることから名付けられたようです。
カワガラスはとても警戒心が強くて人の気配を感じるとビッビッと鳴きながら川面に沿って一直線に飛び去ってしまうので、間近で観察するのはなかなか難しい鳥です。
先週末、渓流でカワガラスを撮影しました。
先日、コガモが家の近くの公園の池に飛来しました。
コガモは秋の早い時期にシベリアから渡ってくる冬鳥で、日本で見られる最も小さなカモ類です。
コガモは草食性ですが、意外にも潜水は不得意で、水面近くにある藻や水草を食べます。
渡りをしてきたばかりのカモはエクリプスといって非繁殖期の羽なので、オスメスともに茶色系の地味な色彩をしています。
この時期のエクリプスの地味さが見どころです。
カモ類の翼で特別に光沢のある色彩をしている部分を翼鏡といい、次列風切りに見られます。
コガモの翼鏡は一般的にはグリーンとされていますが、カワセミの背中の羽色と同様に構造色なので、見る角度、光の当たり具合によっては写真の右翼のようにブルーに見えたりもします。
キジバトはデデッポッポーという鳴き声でおなじみの市街地でごく普通に見られる身近なハトです。
別名、ヤマバトとも呼ばれています。
今週のお散歩写真です。
近くの公園でキジバトを撮影しました。
首の側面には青灰色の横縞模様があり、おしゃれな感じがします。
虹彩は赤く、足は赤みがかっています。
ちなみにハト類はピジョンミルクと呼ばれる親の体内から分泌される物質をヒナに与えて子育てするために、親に十分な食べ物さえあれば一年中子育てをすることができるそうです。
今週のお散歩写真です。
近くの丘陵で撮影しました。
コゲラは日本では最小のキツツキです。
留鳥として山から平地の林や公園でも見られるごく身近な鳥です。
雑食性で鋭いクチバシで幹をつついて穴をあけ、幹の中に潜む昆虫類を捕食するほか、樹木の実を食べたりします。
昨日のお散歩写真です。
家の近くの丘陵でオオルリを撮影しました。
オオルリは夏鳥として日本に飛来、そして繁殖し、冬季には東南アジアで越冬します。
山地の渓流沿いの林で見られることが多いですが、春と秋の渡りの時期には市街の公園でも見られます。
また、オオルリは瑠璃三鳥、日本三鳴鳥の二つの称号を持つ鳥です。
今日のお散歩写真です。
家の近くの公園で撮影しました。
コサメビタキは日本には繁殖のため夏鳥として渡来し、落葉広葉樹が生い茂る林に生息します。
春や秋の渡りの季節になると市街地の公園などでも見ることが出来ます。
スズメより小さな小鳥ですが、群れを形成せず、単独あるいはペアで生活しています。
ちなみにコサメビタキはフライングキャッチをして空中の昆虫類を捕食し、英語ではflycatcherと呼ばれています。秋には樹木の実も食べたりします。
アオアシといっても、いわゆる青色ではなくて、青味を帯びた緑色に近い色をしています。
今は夏羽から冬羽への換羽の時期で体上面は灰褐色から白い羽縁のある灰色をしています。
コオバシギはシベリアやアラスカなどの繁殖地とオーストラリアなどの越冬地との間を渡る途中に日本に立ち寄る旅鳥ですが、その飛来数は少ないようです。
夏羽は顔から胸、腹部にかけて橙色に染まるのですが、冬羽は羽に黒い羽軸があり白で縁どられています。
色彩的にとても地味な印象なので、観察する人の注目を惹くことは少ないかもしれません。
冬羽の姿はオバシギとよく似ていますが、コオバシギはオバシギより体が小さくクチバシも短めです。
少し細かい話になりますが、羽の縁近くの黒い帯状の模様をサブターミナルバンドといい、コオバシギの幼鳥の肩羽や雨覆にはこのサブターミナルバンドが見られるのが特徴と言われています。
キョウジョシギは日本には旅鳥として春や秋に飛来し、海岸の砂浜や河川などの水辺に生息します。
キョウジョシギは漢字で京女鷸と書きます。
今週、近くの海岸でキョウジョシギを撮影しました。
夏羽は体上面が茶色と黒のまだら模様をしていて、この模様が京都の女性の着物に似ていることから名づけられたようです。
今は夏羽から冬羽への換羽の時期ですが、体上面が茶色で鱗のような模様になります。
チュウシャクシギは日本には旅鳥として春、秋に飛来します。
下に湾曲した長いクチバシが特徴でカニがいる巣穴にクチバシを突っ込んで掘り出して食べるのには都合がいいようです。
今週、近くの海岸で撮影したチュウシャクシギです。
体上面には茶褐色の軸斑があり、体下面はくすんだ白色で、首から胸にかけて褐色の縦斑が密にあります。