徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

ナベヅルの幼鳥

2021-11-30 | 野鳥
ナベヅルは中国東北部とロシアの国境を流れるアムール川領域などで繁殖し、世界の生息数は1万4千〜6千羽と推定されています。
その8割程度が鹿児島県の出水地域で越冬していると言われています。

先週末、ナベヅルの幼鳥がコハクチョウの群れの中に混じって稲の二番穂を採食していました。
ナベヅルの幼鳥は頭から首にかけて淡褐色をしています。
頭上に成鳥ような赤い斑はありませんが、額はうっすらと黒くなってきています。

































クロサギの飛翔

2021-11-27 | 野鳥
クロサギは名前の通り、真っ黒な姿が特徴のサギです。
アオサギやシラサギは淡水域、海水域のどちらにでも生息しているのに対し、クロサギは海での生活に特化したサギ類です。

クロサギの飛翔シーンからです。
































オオハクチョウの飛び立ち

2021-11-26 | 野鳥
オオハクチョウの飛び立ちのシーンです。
オオハクチョウは体重が8〜12kgぐらいあって重いので、飛び立つ時には10m程度の助走が必要です。

ぬかるんでいる地面を交互に蹴って飛び立ちます。





















オカヨシガモ

2021-11-25 | 野鳥
カモ類は普通、オスの容姿は派手でメスは地味なのですが、このオカヨシガモはオスもメスもとても地味なため、他のカモ類に混ざっているとややもすれば見過ごしてしまいがちです。
しかし、地味なりの羽模様の美しさがあります。

オスは頭は褐色みのある灰色でクチバシは黒く、体下面には黒くて細かなウロコ模様があります。












オカヨシガモのメスはマガモのメスととてもよく似ていますが、オカヨシガモの翼鏡は白色で、マガモは青色です。


オスとメスがペアで仲良く寄り添って泳いでいます。




ヨシ原のオオジュリン

2021-11-24 | 野鳥
先週末のオオジュリンです。
オオジュリンは北海道や東北北部で繁殖し、本州以南のヨシ原で越冬します。
ヨシの茎の中のカイガラムシなどを捕食します。

頭は赤褐色で眉斑と頬線は白色で黒い顎線があります。 

胸から脇腹にかけて黒くて細い縦斑があります。

















秋のメジロ

2021-11-23 | 野鳥

メジロは留鳥で、平地から山地まで広く生息している身近な鳥です。


メジロは目が白いが名前の由来になっていますが、目そのものは白くはなくて目の周りに白いふちどりがあります。

頭部から体上面が鮮やかな黄緑色をしており、しばしばウグイスに間違われます。
ウグイス餅のきなこの色がメジロの体の色に似ているのも要因かも知れません。











夢中で柿を食べるメジロの以前の記事はこちら↓


ヨシ原のベニマシコ

2021-11-22 | 野鳥
この週末のベニマシコです。
ベニマシコは本州以南では冬鳥として飛来し、河川敷のヨシ原や農耕地などに生息しています。 
ベニマシコの漢字表記は「紅猿子」で、その名前は猿の顔のように羽の色が赤いことに由来しています。

ベニマシコは白い翼帯が目立ち、尾羽は長くて外側尾羽が白いのが特徴です。

茎に縦にしがみついている姿は可愛らしいです。




























カンムリカイツブリ

2021-11-20 | 野鳥
カンムリカイツブリは冠羽のある大型のカイツブリです。
冬鳥として日本に飛来しますが、近年、日本での繁殖も確認されており、その個体数は増加傾向にあります。

冬羽は頭部に短くて黒い冠羽があり、顔から首の前面は白く、遠くからでもよく目立ちます。
クチバシはピンク色で目先に黒線があります。











脚のつけねが体後方のかなりお尻よりにあるのがよくわかりますが、そのほうが水中に向かって水を搔くのに有利です。






先週末のコハクチョウ

2021-11-18 | 野鳥
100羽程度の群れを作って採餌中のコハクチョウです。













コハクチョウの群れの中にクチバシの基部の黄色部分が明らかに狭いのが1羽だけ混じっており、アメリカコハクチョウの交雑種とも思われます。

コハクチョウの飛翔シーンです。
















タゲリ

2021-11-17 | 野鳥
晴れた日のタゲリの背中の羽は光輝いています。

背中の羽色は基本的には緑色ですが、見る方向によってホログラムのような見え方をして光沢もあり美しいです。

冠羽はトレードマークですが、姿勢によって上に反ったり直線的になったり変化して多彩です。
ちなみにオスはメスよりも冠羽が長めです。
また、くまどりをしたような顔が特徴的です。










マガモ

2021-11-16 | 野鳥

マガモは冬鳥として全国に飛来し、湖沼や河川、海岸、公園の池などで見られる身近なカモです。

公園の池にいるマガモのオスです。


頭部は緑色ですが、光のあたり具合で輝いて見えて美しいです。
これは構造色と呼ばれるもので、緑色の頭は見る角度によっては青っぽく見えたりします。

クチバシは黄色で、体は灰色、胸は茶色をしています。
橙色の脚がよく目立ちます。













杭の上でくつろいでいる姿は可愛らしいです。









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