私の大好きな アコースティックデュオ「マリオネット」の曲の中で
一番最初に 心に残り
頭の中で ぐるぐるとメロディが流れ続けたのは
「ルル」という曲である
CDになるまでは 「シャンソンカフェの夜」というタイトルだった
この曲のタイトルは
大阪・なんば 法善寺横町界隈にある
「シャンソンカフェ・ルル」にちなんでいる
この店のマスターの快気祝いにと作られたそうだ
一度行ってみたいものだと思っていた
でも 関西人でも なんばには ほとんど行く機会がない
ましてや 夜は苦手の箱入り主婦(ダレ?)だし・・・
そうして この曲を初めて聴いてから 十数年の月日が流れ
ようやく 昨日 クリスマスの夜
憧れの「RuRu]での
マリオネットのライブと 劇団民芸の女優さんの語りと
呑み会に 参加することができた
そこは シャンソンの流れる バーのようだった
流れているのは
「すみれの花咲く頃」懐かしさのこみあげてくるような録音だった
マスターも奥様も もう かなりかなりかなりかなり(ひつこい)のご高齢
演奏の合間・途中での マスターの掛け声と
それに応じる演奏者の慣れたやり取りも楽しい
初めての場所なのに
なんだか 懐かしい
馴染みの音楽と 気心の知れた仲間たち
たまには こんな夜もいいな~
帰り際に おばあ奥様に ご挨拶した
赤い イヌ(ネコ?)模様のセーターを着てらしたので
「可愛いですね~」と言ったら
にっこり 可愛く微笑んでくださった