ポストに 郵便物をほり込むとき
不安になることがある
ポストの入れ口には
謎の物体があって
いつも 郵便物の行く手をはばんでいるので…
手を差し入れると
そこには
金属製の細い棒が何本か並んでいるようだ
もしかして
わたしの大切な手紙が
あそこに 引っかかって
ちゃんと 届かないで 一生あそこで暮らすことになったりしないか
誰が 何の為に あんな変な物を取り付けたのか~
・・と疑問を抱くだけで
謎を究明しようとはしなかったけれど
(手紙を入れる時意外は ポストのことなど忘れているので)
同じ様な事を考えた友人が 郵便局員さんに訪ねてくれたらしい
あれは… なんと…
タバコのポイ捨て(ポイ捨てというよりは あきらかに悪意)から
郵便物を守る為の砦らしい
ほり込まれたタバコは 棒の下にある受け皿でキャッチし
郵便物は あの棒をスルリ~と滑って
奥の方へ落下するしくみらしい
その仕組みにも驚いたが
それよりも そんな いけないことをやる人の心理がわからない
よほど 誰からも郵便物の来ない人なのか
あれが 灰皿だと信じているのか (そんな アホな)
ほり捨て犯は あの棒&皿のタバコ撃退作戦を 知っているのだろうか
それで もうあきらめてくれたのだろうか