湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

飛び梅とバレンタインデー

2018-02-14 07:02:24 | ポエム

『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花』


春まだ遠いと思っていましたら、
春がムクッと起き上がる日がちらほら。


世の中の取り決めの中で
この季節は、なにかと畳み掛けるように
次のステップへの準備や不安
凍えそうな寒い日があったり
陽の光の暖かさが有り難かったり
ごちゃ混ぜになりながら
確実に春がやってこようとしています。



季節柄、受験生があやかりたいと願う
菅原道真公をお祀りしている太宰府天満宮


梅には飛梅伝説と言われるものがあります。


そこにある『飛梅』には
会いたい人の元へ行こうとする思いが残されているようです。


その梅になぞらえて
『飛梅』という歌があります。


『太宰府は春、いずれにしても春』と締めくくられた歌。


そうなのです。
どんなにしても、季節は進んで
いずれにしても春なのです。

小さな湖のこんな町にも
小さな春がやってきています。

折しも
今日はバレンタインデー
チョコ屋さんの策略であろうがなかろうが
何かを願おうとする人の気持ちは
誰にも微笑ましくありたいですね。


飛び梅、、ならぬ 『飛びチョコ』
気持ちだけ飛ばしましょうか。